がんばろう日本 繰り返しの活動の中で得たもの

文学部3年 鉢村 太郎

 早稲田大学ニューオルリンズジャズクラブは、11月に3度目となる岩手県宮古市での音楽演奏ボランティアを行いました。初めて被災地を訪れ緊張してしまった7月、より良い活動を行おうと試行錯誤した9月と比べ、今回の活動は比較的落ち着いた気持ちで取り組むことができました。

 1泊3日の間に、宮古駅前西広場や三陸鉄道列車内(宮古~小本間)、みやこ浄土ヶ浜遊覧船船上、中央通りなどでコンサートを行いました。繰り返し訪れたためか、いつの間にかどの場所も私たちにとっても思い出深い場所になっていたように思います。また短い期間でしたが、今まで以上に宮古市の方の心の声を聞けた気がしています。

 駅前広場で、現地の方々と共演までできたこと。ジャズ好きの皆さんが体など動かしながら演奏を楽しんでくださり、嬉しかったこと。澄んだ海を走る遊覧船上で、ウミネコたちと潮風を受けながら音楽を奏でる気持ちの良さ。今回のボランティアでは、私たち自身も素晴らしい体験を数多くさせていただきました。

 その中でひときわ強く心に残っている出来事があります。『上を向いて歩こう』のリクエストをくださったお客さまが演奏後、「音楽を奏でてくれるだけで、ふさがっていた心が本当に少し晴れるような気がするんだよ」と言ってくれたことです。これは私にとって、大きい言葉でした。演奏のボランティアをするにあたり、「果たしてどれだけ皆さんに喜んでいただけるのだろう」「音楽で心を癒やすということは、難しいのではないだろうか」などと悩んでいた中でも、自分たちの行ってきたことは必ず何かを残している、と実感することができたからです。

 今回のこの思いを糧として、これからも宮古市をはじめとする被災地で演奏ボランティアに一層取り組んでいけたらと思います。1、2度目で感じた「ボランティア活動は継続して行わなければいけない」ということが実現でき、そして私たち自身も貴重な体験をさせていただいたこと、宮古市の方たちへ深くお礼申し上げます。

みやこ浄土ヶ浜遊覧船の皆さんと
▲みやこ浄土ヶ浜遊覧船の皆さんと

遊覧船船上コンサート
▲遊覧船船上コンサート

コンサート共演の打ち合わせをする筆者
▲コンサート共演の打ち合わせをする筆者

三陸鉄道にて
▲三陸鉄道にて

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1266号 2011年12月15日掲載