離島交流プロジェクト2011
夏渡航報告

商学部3年 加藤 靖隆

 私たちの沖縄県八重山諸島・鳩間島(はとまじま)への渡航は「島に共感する」という理念を根本に据え、常に島民と共に汗を流すことを大切にしています。今回の渡航では4つの活動を行いました。「植樹活動」「海岸清掃」「音楽祭の開催手伝いや出演」「鳩間島小中学校での授業」です。

 どの活動においても、常に島民と共に実施しています。なぜならば、私たちが今関わっている「地域交流」や「地域活性」という活動というのは、現地の方々の協力が不可欠であるからです。現地で活動する以上は、島から何かを学ばせてもらうという謙虚な気持ちが必要だと思うからです。

 鳩間島では多くの島民が民宿経営に従事されており、この時期は観光シーズンでとても忙しいのですが、合間を縫っては島の民謡や料理を教えていただいたりもしました。私たち学生は“島”という人口30人からなる社会の縮図を目の当たりにすることで、社会と自分の関わり方を考えることができました。

 こうした活動は本来必要ないのかもしれません。特に島から申し出があったわけでもないのです。ほんの数年前、数人の学生がこの島に降り立ったことからすべてが始まりました。離島に住む島民のことを知り、その人びとと同じ目線で考えられるようになりたい。そのうえで、一緒に島をさらに元気にするような活動をしたい。そういった私たちの取り組みが、少しずつですが確実に島に受け入れられてきていると実感する機会がありました。

 「君たちが来てくれるだけで島は元気になる。島に来てくれる君たちに私たちは何かしてあげようと思えるんだよ」。ある島民の方からいただいた言葉です。これからも私たちの活動は継続していきます。そこには島民と学生が、手を取り合って笑顔でいる光景があると信じています。

 
WAVOC地図
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)

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海岸清掃
▲海岸清掃

音楽祭での出し物
▲音楽祭での出し物

鳩間島小中学校での授業
▲鳩間島小中学校での授業

 
1264号 2011年12月1日掲載