研究まっしぐら!

Take care of yourself !!

法学研究科博士後期課程4年
田川 靖紘(やすひろ)

研究室の仲間たちと。前列左が指導教授の松澤先生。後列右が筆者
▲研究室の仲間たちと。前列左が指導教授の松澤先生。後列右が筆者

 

 「共犯」。サスペンスなどでもおなじみですね。「共犯」と一口に言っても、そこには共同正犯、教唆犯、幇助犯という刑法上の分類があります。このうち、共同正犯は「正犯」、教唆(きょうさ)犯・幇助(ほうじょ)犯は「狭義の共犯」と呼ばれています。この「正犯と狭義の共犯」をいかに区別するかが私の研究テーマです。「正犯と狭義の共犯」では、その刑に差があるとされており、明確な判断基準を求め、日々研究しております。

 刑法研究の場合、いわゆる“実験”はありません。机の上で、文献を読み、あれこれ考えるわけです。その際は、「紙とペン」が欠かせません。アナログ人間だからか、紙に図を書いたり、考えを箇条書きにしたりすると、考えがまとまりやすく、パソコンと並んで活躍しています。ただ、机上で研究をしていると、煮詰まることもあり、どうにもならない時は、刑法と関係のない本を読んだりします。時々プレーするサッカーも、良いリフレッシュになるのです。

 座っていることが多く、姿勢も悪いため、肩こり、腰痛に悩まされ、また、文献やパソコンを見つめすぎて視神経が絡まったのかと思うほど目の奥が痛いこともあります。論文執筆という“産みの苦しみ”もあります。それでも、こうして研究を続けることができるのは、「刑法が好き」であるから、そして、何よりも、指導教授の松澤(しん)先生をはじめ、多くの先生方、法学研究科の先輩、後輩の皆さんの支えがあるからだと思います。感謝の心を忘れず、これからも研究を続けていきたいと思います。

研究室の仲間と議論をすることもしばしば
▲研究室の仲間と議論をすることもしばしば
[研究生活に活力をくれるアイテム達]

秋山仁『努力は報われず 正義は滅びる』(同文書院)。得るものがあった。
▲お気に入りの1冊
秋山仁『努力は報われず 正義は滅びる』(同文書院)。得るものがあった。

「Just do it !」の精神は大切だと思う。
▲愛用のサッカー用スパイク
「Just do it !」の精神は大切だと思う。

銘柄にこだわりはない。ペンは「進研ゼミ6年間完全受講」の記念品。
▲紙とペン
銘柄にこだわりはない。ペンは「進研ゼミ6年間完全受講」の記念品。
 
1262号 2011年11月17日掲載