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入学前から、全国レベルの選手として、お互いの存在を意識していた大滝さんと髙畑さん。「ともに早稲田大学でプレーすることが決まったとき、あの“アツイ”女と一緒にプレーできるんだ!って思いましたね」と笑顔で答える大滝さん。髙畑さんも、「高校の時、試合で麻未(大滝さん)にものすごくかき回された経験がありました。すごい選手とプレーができるのが、楽しみだと思いました」と、答えてくれた。
話しぶりからすると、髙畑さんは“アツイ”というよりも“控えめ”なタイプなのでは?
大滝さんに言わせると「志帆(髙畑選手)は普段は控えめなのですが、試合になるとがらっと人が変わるんですよ! ディフェンスラインから前線の私に聞こえるぐらいの大きな声を張り上げて、みんなを盛り上げてくれています」。すかさず髙畑さんも「でも麻未も普段とサッカーをしているときとでは人が変わるタイプ。サッカーに対してものすごくストイックに取り組んでいますが、普段はすごく場を盛り上げてくれて、みんなをリラックスさせてくれます」と“反撃”する。二人は、試合では“オフェンス”と“ディフェンス”、普段は“盛り上げ役”と“抑え役”、どんなときでも名コンビのようだ。

本学ア式蹴球部女子に入部した二人はすぐに頭角を現し、2年生のときには“学生のためのオリンピック”といわれるユニバーシアードに日本代表選手として出場し、準優勝。そこで世界レベルを体感した二人は、フィジカル面の強化を練習の中心に据え、更なるレベルアップを図る。2009年度のインカレ、2010年度の関東大学女子サッカーリーグ戦(関カレ)で優勝。関カレでは、大滝さんは得点王、髙畑さんはベストイレブンに選ばれるという快挙を成し遂げた。「2010年は、この時点で1敗しかしておらず、絶好調でした」(大滝さん)。
さあ、インカレ2連覇に向かって突き進もう、というとき、アクシデントが起こった。全日本選手権の関東予選で、普段は大勝しているチームに負けてしまったのだ。「すごくショックで、一気にチームの雰囲気が悪くなりました」と、大滝さんは当時を振り返る。
これを引きずったままインカレに突入。最初の試合で、格下の相手に引き分けてしまった。「でもおかげで、もう後はないって思いました。悪い状態ながらも、チームが一つになったのです」(髙畑さん)。その後、チームは徐々に立ち直り、見事にインカレ2連覇を成し遂げた。

▲髙畑さんはチームを後方から支える柱
すぐにチームを立て直せるのは、結束が固い証拠だ。「練習が休みの日はみんなで鍋をつつくなど、よく一緒に過ごしています。みんな仲がよいので卒業したくないんですよ!」。でも、そろそろ将来のことはイメージしているのでは?「将来はぜひ海外でプレーしたい」(大滝さん)。「日本代表に選ばれる選手になりたい」(髙畑さん)と、大きな夢を語ってくれた。そのためにも、「4年生となった今年2011年度は、ユニバーシアード優勝、インカレ3連覇を目指します!」と口をそろえる。
夢に向かって一歩ずつ階段を上る二人。数年後には、世界を舞台に大活躍する姿が観られるに違いない。 |