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私にできること

法学部2年 福島 英峰

 私に何ができるのか。日常を取り戻しつつある東京の生活と、テレビで見る震災の爪痕残る被災地の現状とのギャップ。被災地を自分自身の目で見て肌で感じることで、このギャップをなくし、自分にできることを見つけられるかもしれない。そう考えた私は、今回の気仙沼復興支援ボランティアに参加することにしました。

現地へ到着後、辺り一面に広がっていたのは、ガレキの山と火災の跡、そして魚の腐敗臭。震災から2カ月以上たった後も想像を超える悲惨な現状に、言,/葉を失いました。作業場所となった気仙沼商会の社屋は、建物自体は残ったものの、津波が2階の天井付近まで達したため、ガレキと泥で床が見えない状態でした。

あの時から時計は止まったまま
▲あの時から時計は止まったまま

 主な作業は、ガレキ撤去と泥かきでした。海水や泥、油を含んだ書類やロッカーはとても重く、予想していたより作業はかなり難航しました。ガレキが片付いた後は、重い泥をすくい、運ぶという作業を何時間も繰り返しました。皆、全身にびっしょりと汗をかき、顔まで泥で真っ黒になりました。それでも、一心不乱に目の前の泥をかきました。床が見えた時の感動は今でも忘れられません。被災地ではまだ人の手が必要なこと、そして人の手が復興への大切な一歩であることを実感しました。

私にできること。それは、これからも被災地へ足を運び、復興の手助けをすること、そして、被災地での体験を多くの人に伝えることです。作業中に見つけた、壊れた時計。止まってしまった時計が指し続けていたのは、津波が到達した時刻でした。それは、気仙沼の美しい自然と多くの人の命、日常を一瞬で奪った今回の震災を忘れないでほしいと、私に語りかけてくるようでした。今回のボランティアは、まだ終わっていません。むしろこれからが、本当のスタートなのです。

泥が重く、作業が難航する
▲泥が重く、作業が難航する    


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1247号 2011年6月23日掲載