ICC:想いを実現させる場所

政治経済学部4年
田中 学

 未曾有の大震災のあと、友人のDennis(国際教養学部4年)はすぐに立ち上がった。「大好きな日本のために何かしたい。被災地の子どもたちに夢を届けよう」。“Project YUME”と題されたこの計画は、僕をこれまでないほど感動させた。自分も何か協力ができないか。そこで思い浮かんだのが国際コミュニティーセンター(ICC)だ。僕は1年生の冬からICCでサポーターとしてイベント運営に携わっている。ICCには国籍・学部・年齢を問わず多くの学生が参加するため、“Project YUME”の力になれるのではないかと考えた。ICCと友人Dennisの橋渡しは、まさに僕が果たすべき役割だった。「そのプロジェクトのことを詳しく教えてくれない? ICCでイベントができるように手伝うから!」「ありがとう、意見交換を通じて学生に何ができるか皆で考えたいね」。この願いは、震災をテーマとしたEnglish Hour、そして、WAVOCとの共催の「震災ボランティアの集い」として実現した。会場は多くの学生でいっぱいになり、お互いの意見を交換する場として僕とDennisの想いは形になった。

 ICCには、相手を尊重する風土がある。それは国籍やバックグラウンドだけでなく、アイデアや企画も同じだ。僕もDennisも一学生だが、その企画は受け入れられ、あっという間に実現へと繋がった。ICCが年間250を超える多様なイベントを提供している背景には、学生が自分の考えを持っていきいきと活動できる環境があるのだ。

 


[連絡先]
国際コミュニティセンター(ICC)
早稲田キャンパス7号館1階
【URL】http://www.waseda.icc.jp/
【e-mail】icc@list.waseda.jp

カラオケ・ナイトでは司会を務めた
▲カラオケ・ナイトでは司会を務めた

ボランティアの集いで語る

▲想いがかなった友人Dennisがボランティアの集いで語る
(上段写真右側、下段写真左側)


 
1246号 2011年6月16日掲載