学生注目!

「仲間」とつかんだ優勝!
2010年10月日経TEST学生団体対抗戦ゼミ部門1位
商学部「会社法研究」中村信男ゼミ

商学部(2010年度卒業) 松野 祐典(ゆうすけ)


 昨年、私たち中村信男ゼミ生は「日経TEST学生団体対抗戦」に出場し、ゼミ部門で優勝することができた。「日経TEST」は経済や時事問題の知識やそれをいかにうまく扱えるかを測る試験である。今回の「学生団体対抗戦」への参加理由は、ゼミで「会社法」の話題を扱うことが多かったこと、日頃から経済の時事問題について関心を持つゼミ生が多くいたこと、切磋琢磨しお互いを高め合っていけるのでは、と考えたからだ。「日経TEST学生団体対抗戦」には2009年も参加していたが、成績は残念ながら4位入賞に終わっていた。その とき表彰式で他大学のチームと交流する機会があり、そこで大いに刺激を受けた。そして2回目の参加となった今回、「ゼミ部門」優勝という結果を残すことができた。前回の結果をバネに、各自が前回よりも時事問題を意識し、またゼミ生同士で日ごろから意識的に議論をした成果が表れた結果だと思う。

 中村ゼミでは「会社法」が研究対象だ。「株式会社」「合同会社」といった会社形態や、法律に基づく会社運営方法、経済にまつわる時事問題、企業再編としての「M&A」や「会社分割」に至るまでの範囲を取り扱う。3年生では、「会社法」の各分野を各自で分担・調査し全体の場で発表する。その後、質疑応答や議論をすることで「会社法」の知識を深めていく。4年生では、卒業論文の作成を見据え、各自興味のあるテーマについて研究する。  今回の「日経TEST」には現在の4年生(出場時3年生)も参加していたが、残念ながら入賞は叶わなかった。昨年の私たち同様、また彼らも今回の結果をバネに再挑戦すると思う。後輩たちの大きな飛躍を、陰ながら応援している。

日経TEST URL: http://ntest.nikkei.jp/

ゼミ風景
▲ゼミ風景


日経TEST表彰式にて。中央は中村信男先生、筆者左から2番目
▲日経TEST表彰式にて。中央は中村信男先生、
筆者左から2番目


東京証券取引所を見学
▲東京証券取引所を見学

例題1-----正解 2

「サプライチェーン(供給体制)」 顧客から注文を受けて製品を生産し、納入するまでの一連の過程のことで、自動車や電機などで幅広く採用されている。情報システムを活用し、営業拠点や取引先から需要に関する情報を収集、最適な生産量や部材メーカーへの発注量を決める。製品を顧客に迅速に供給する一方で、在庫を適正水準に保つのが目的だ。東日本大震災で、部品・材料メーカーからの供給が途絶えると、完成品メーカーの生産も停止に追い込まれるなど大きな影響が出た。自動車・電機各社は生産停止・減産を回避するため、部品・部材の調達多様化や取引先の支援に力を入れ、サプライチェーンを点検することで危機を乗り切ろうとしている。
例題2-----正解 3

「日経平均株価の上昇要因」 企業の1株利益が拡大すると、株価は上昇する。企業業績の上方修正は日経平均株価の上昇要因である。新興国の景気拡大は日本企業の売り上げ増加につながるため、株価上昇要因である。ニューヨーク市場と東京市場は密接に連動しており、ニューヨーク市場の株価上昇を受けて、日経平均株価が上昇することが多い。中東情勢の緊迫化は原油高→日本の景気悪化→企業業績の下方修正を連想させるため、一般的には株価の下落要因になる。
 
1245号 2011年6月9日掲載