現場レポート 

「世界こどもスポーツサミットin横浜」に参画して

スポーツ科学部4年 本濱 遥


 8月21日に、パシフィコ横浜にて、「世界こどもスポーツサミットin横浜」が開催された。国際オリンピック委員会(IOC)後援で、世界16カ国の国と地域からこどもたち約500人が集い討論したこのサミットに、私たち、スポーツ政策・ビジネスゼミに所属する18名の学生は、学生コーディネーターとして関わることができた。

 世界で初めてのこどもによるスポーツサミットということで、本番当日までの道のりは険しかった。2008年の12月頃に、このイベントへの参加が決まり、まず、主催者側とゼミの担当教授である間野義之先生と学生たちとで、どういった宣言文案を作成するかを話し合った。こどもにとってのスポーツの良さについて話し合い、「環境」「健康」「友情・平和」「努力・挑戦」「フェアプレー」の5つのキーワードに絞った。そして、公募により選ばれた日本代表キャプテンとともに、キーワードごとにグループをつくり、宣言文を作成する作業に入ったが、そこからがさらに難しかった。キャプテンは小学校4年生から中学校3年生、海外で育った子やトップアスリートの子など、それぞれ違うバックグラウンドをもっていて、その全員の意見を取り入れながら、一つの宣言文にしていく。私たち学生コーディネーターは、5月頃からは毎月何度もあつまり、会議を重ねた。

 そして迎えた本番当日、満席のパシフィコ横浜で、日本代表キャプテン達は、海外キャプテンとともに、正々堂々とそれぞれの担当の発表をこなしてくれた。主催者側と意見が食い違い、何度も話しあったことや、スポーツの良さについて何度も考えさせられたこと、こどもとのコミュニケーションがうまくいかなかったことなど、大変なことはたくさんあった。しかし、終わった後のこどもの達成感に満ちた表情をみていると、本当にこのサミットに関われてよかったと心から思った。こどもと二人三脚で、スポーツについて一生懸命考えたこの夏は、私たち学生にとっても、忘れられない夏になった。


日本代表キャプテン、海外代表キャプテンと
▲日本代表キャプテン、海外代表キャプテンと
学生コーディネーター。舞台上にて。







行動指針
1.地球に住む私たちはスポーツを通じて、たがいの立場を尊重し、仲間と協力することによって、環境問題に立ち向かいます!
2.私たちはスポーツを通じて、健康的な身体と精神を育み、いきいきとした生活を目指します!
3.私たちはスポーツを通じて、友情の輪を広げ、お互いの文化をわかり合うことによって平和な世界を作ります!
4.私たちは、笑顔を絶やさず、自信を持って、何事にも努力・挑戦を継続し、スポーツを通じて、努力・挑戦の大切さを世界中のすべての人々に伝えます!
5.私たちは、ルールを守り、全力でプレーし、スポーツを通じて世界の人々にフェアプレーの精神を広めていきます!

世界こどもスポーツサミットin 横浜
「世界こどもスポーツ横浜宣言」の詳細については
下記URLをご確認下さい
【URL】http://www.jtu.or.jp/yokohama/event/summit_declaration.html

 
1197号 2009年10月15日掲載