学院生(高等学院の生徒)から「都の西北のそのまた西北」と呼ばれる高等学院。その言葉が示すように、ここは早稲田キャンパスからはやや離れた練馬区上石神井に位置しています。今回は、そんな僕たちの「根城」、早稲田大学高等学院を紹介したいと思います。
高等学院には、ガラス張りの教員室、広大なピロティを有する斬新な建築様式の70号館、高校としては異例の蔵書数を誇る図書館のある71号館、窓から射す木漏れ日が生徒の甘い眠気を誘う72号館などが隣接しています。また周辺にはあふれんばかりの自然が残る練馬区保護樹林「憩いの小径」があり、個性的な空間が数え切れないほどあります。それらに共通するのは、過去の学院生たちの生活の痕跡を、肌で感じとることができること。男子校特有の荒っぽさや、少し気取った雰囲気を感じさせる傷のついた壁や机、埃をかぶってもなお現役の屋外卓球台、コンクリート打ちっぱなしの壁に、少し手すりの錆びた連絡橋などなど。ここへ来ればそういった学院生の日常生活の断片や、あるいは空気そのものをたくさん感じることができるでしょう。
しかし、学院生の日常を自ら語り出すそんな校舎たちも、中学校の新設に伴い、今後数年間の壮大な建て替え計画が進められています。現在、旧南グラウンドには新校舎を建設中。現在残っている校舎も数年後には新しく建て直される予定です。僕たちを迎え、送り出す、これらの校舎とももうすぐお別れ。数年後に完成する新校舎は、どのような「日常」を刻み込んでいくのでしょうか。
随所に歴史を感じさせる僕たちの「秘密基地」高等学院。建て替え前に一度訪れてみて
はいかがでしょうか?
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