何をしてるの? 体を楽器にするダンス、TAP DANCE

TAP-lovers幹事長 創造理工学部3年 星野 隼人

 

 ズッカッ、ズッズッカッ、ズンタカダッタ、ズーータンッ!入学後、深い意味もなく始めたTAP DANCE。しかし今や、ダンスのリズムが常に頭の中で再生されてしまうくらい魅了されている。何がそんなに魅力的なのか。
      
  TAP DANCEは「モダンダンス」のひとつとして分類されるが、自ら楽器となって音を生み出していく点が他のダンスと大きく違う。そう、「ダンス」でありながらも、同時に「音楽」なのだ。踊りながら、かつ演奏ができる楽しさ。この楽しさにすっかりとりこになっている。

 専用シューズの裏には2つの金属板(タップスと言う)が取り付けられており、靴の爪先部分(ボール)とかかと部分(ヒール)で床を踏み鳴らす。ディグ、スカッフ、スーパーシャッフル、スラップ、プッシュフロント、パドルアンドロール、タイムステップ、ジャックナイフ、シムシャム…etc。一見少年漫画で必殺技として登場しそうな名前に見えるステップから、さまざまなリズムを生み出している。ちなみに筆者はスーパーシャッフル

(註1)からパドルアンドロール(註2)のコンボが好きだ。おそらく足を一振りすればコンマ2~3秒の間に音が6つ鳴る。リズムもだが、瞬間の音の多さも何とも言えない魅力なのだ。

 TAP-loversは“「今からタップを始めたい」人たちの受け皿となり「すでにタップを踊れる」人たちの自己表現の場”になるべく、熱心に練習に取り組んでいる。2006年設立の新しいサークルだが、早稲田祭、三田祭、稲門祭などのイベントでのライブ、他サークルや他大学との合同公演開催など確実な実績を残している。ひたすらTAPを愛し、最高のパフォーマンスを目指しているメンバーだからこそ出せた成果といえる。TAP-lovers一筋のメンバーだが、みなどこかのんきであたたかい。ちょっとした一芸を身につけたい人、とにかく踊りたい人、演奏したい人、そして最高の仲間に出逢いたい人!一緒にステップを踏んで、新たな歴史を刻もう!

これがタップだ!ボールとヒールに
▲これがタップだ!ボールとヒールに
取り付けられた金属板で「演奏」する

【E-mail】tapdance_lovers@yahoo.co.jp
【URL】http://www.geocities.jp/tapdance_lovers/

註1:足の力を完全に抜き足のアウトサイドで
地面を真横に蹴ると鳴る3音のステップ
註2片足で、ヒールを床に突き刺し(ディグ)、
ボールを後ろに引き(バックブラッシュ)、
ヒールアップのままボールを落とし(ボールドロップ)、
最後にボールが床についたままヒールを落とす(ヒールドロップ)
という順に鳴らす。これらを左右の足で何度も繰り返す技


メンバー全員集合、2008年夏合宿にて
▲メンバー全員集合、2008年夏合宿にて
 
1193号 2009年7月9日掲載