私たちは、毎年長期休暇を利用してハワイ島のボルケーノ村にある小学校を訪問し、教育支援プロジェクトを行っている。訪れる学校は、おそらく日本以外に世界で唯一日本語を必修科目としている公立小学校。村の家庭にホームステイしながら、現地の日本語教師に代わって子どもたちに日本語や日本文化を紹介することが、主な活動内容だ。
私はこのプロジェクトを通じて、幸運にもこの1年間に3度もハワイに足を運ぶ機会を得た。その度にハワイの雄大な自然を満喫し、たくさんの子供たちと触れ合うことができたのである。今回の渡航(2009年2月)では、私がプロジェクトの代表としてメンバーを引っ張っていく立場になった。活動は大成功に終わった。気のおけない仲間であるプロジェクトのメンバーや、現地コーディネーターのザンティー・スミスさん、ホストファミリーの方々、そしてWAVOC事務所のみなさんのおかげであることは言うまでもない。
メンバーは皆、日本にいるときよりもイキイキと生活していた。ボルケーノ村の子どもたちも、最初のうちは見慣れぬ
外国人にどこか緊張しているようであったが、日がたつにつれ、次第に私たちに心を開いてくれた。
そういったメンバーや、現地の子どもたちの『心が動く瞬間』をこの目で見ることができたことが、個人的には一番の収穫だった。
子どもたちが大人になったとき、今回のプロジェクトの1シーンや、私たちと一緒に過ごした瞬間を、ふとした拍子にたった一瞬でも思い出してくれたら、私はとても幸せである。
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