~遠いようで実は身近なラテンアメリカ~
社会科学部4年 森野 貴之
ラテンアメリカは、日本から見てちょうど地球の真裏に位置し、普段我われがラテンアメリカについて知る機会は非常に少ない。
しかし、ブラジルのサッカーやメキシコのタコス、ブルーマウンテンを始めとするコーヒーや肖像画でお馴染みのゲバラなどなど、実はラテンアメリカは身近なところに数多く存在している。そんな遠いようで実は身近なラテンアメリカについて、学べるのがこの授業である。
授業では、現在のラテンアメリカがいかにして形成されたかについて、社会科学部らしく歴史、政治、経済、文化などさまざまな切り口から学ぶことができる。内容も教科書に載っているような内容ではなく、ラテンアメリカが現在に至るまでの流れがまとめられた先生オリジナルのレジュメに沿って行われるため、とても新鮮で分かりやすく、半期とは思えないほど充実した内容となっている。
このように、国や地域についていろいろな角度から学ぶことの出来るこの授業は、自分が社会科学部の学生であることを実感できる非常に有意義な時間であるとともに、ラテンアメリカについて深く知ることの出来る濃密な授業である。
~「ラテンアメリカ」を知る~
社会科学部2年 岡嶋 愛
“ラテンアメリカ”と言われて何が思い浮かぶだろうか?私は正直、この授業を受けるまでは何も想像できなかった。国際関係の授業も受けていたが、教わるのは主に欧米中心の世界であった。基本的に日本人のラテンアメリカへのなじみはかなり薄いのかも知れない。
ラテンアメリカの政治・経済は欧米諸国とは全くもってかけ離れているが、この授業では政治・経済を万遍なく学べるため、今まで余り知識のなかった人でもついていける。
一番印象に残っているのは、“ラテンアメリカにもアフリカ同様に貧困にあえいでいる人が多くいる”という事実である。日本政府のこの地域への関心は、アフリカに比べても低く、支援も少ないという。確かに、私たちはアフリカと聞くと貧困を真っ先に思い浮かべるし、アフリカへの援助と聞くとなんとなく納得してしまう。むしろ支援すべきだと思
うのではないだろうか。
しかし、ラテンアメリカに対してはどうか。貧困問題を一番に挙げる人は数少ないだろう。この授業を通して、もっとラテンアメリカのことを知り、理解し、私たちがどのように関わっていくべきかを考えることが必要なのだと認識させられた。 |