現場レポート

国連キャリア・ガイダンスに参加して

アジア太平洋研究科 修士課程2年 水谷ジャッド・マリ

 今年の3月6日に開催された外務省と本学共催の国連事務局リクルート・ミッションによるキャリア・ガイダンスに参加した。このガイダンスを通じてニューヨーク本部の人事担当部局からの貴重なアドバイスを聞くことができ、国連キャリアに強い関心を持つ私にとっては大変有意義なものとなった。

 国連事務局での就職機会についての基礎情報や国連採用競争試験(NCRE)、アソシエート・エキスパート(JPO)プログラム、応募用紙(PHP)の書き方などの応募方法の紹介だけではなく、実践的なアドバイスも受けられた。特に国連事務局リクルート・ミッションによる今回の応募者の書類審査と面接に対するフィードバックは大変参考になった。このフィードバックを通じて具体的な事例を基にどのように問題点を改善していけば良いのかがわかり、自分にも面接時に起こりうるシナリオが実感できた。

 また、政治局(DPA)、経済社会局(DESA)、国連人道問題調整事務所(OCHA)等といった学生に良く知られている部局以外のPKO支援部(DFS)も紹介され、平和維持関連活動のキャリアを考えている学生にとって非常に興味深い話が聞けた。さらに、国際的な環境で働くことのやりがいなど、国連で働くことの魅力に言及しつつ、その困難さ-例えば、危険地帯で働くこと-にもついても言及され、理想ではなく、国連で働くという現実が実感できたこともキャリア・ガイダンスの大きな収穫となった。

 このような国連を目指す学生に向けた広報活動は、大学が国際機関職員の人材を育てていく中で、学生に有益な機会を提供するという意味で歓迎すべきことと考える。

会場には多くの学生が訪れた
▲会場には多くの学生が訪れた





 
1186号 2009年5月21日掲載