2008年7月、全日本大学対抗ソフトテニス選手権大会(インカレ)で団体2連覇を達成した軟式庭球部男子部。さらに10月の全日本選手権大会ではダブルスで塩嵜さん・鹿島さんペアが優勝、中本さんが準優勝(ペアは石川さん:中央大)。翌2月、全日本インドア選手権大会で中本さんが優勝、塩嵜さん・鹿島さんペアが準優勝した。
「鹿島とペアを組むのも今シーズン限りなので、とりあえず楽しもうと思っていました。優勝した時は驚きましたね」。塩嵜さんは全日本ソフトテニス選手権をそう振り返る。相方の鹿島さんは、「優勝はうれしいけど、『今の自分が取ってしまっていいのかな』と思いました。今後はますます気を引き締めないと」と、あくまで謙虚だ。一方、ナショナルチームのメンバーとして出場し、全日本インドアでは鮮烈な優勝を飾った中本さん。「強い人ばかりで、優勝できると思っていませんでした。予選リーグで強豪選手を倒した時も、『あれ?いいのかな?』って」。予想外の出来事にとまどい気味の3人。
08年度は主将も務めた塩嵜さんについて後輩2人は、「試合中の姿はすごいなって思う。頭がいいですよ(中本さん)」「今流行りの『草食系』ですね(鹿島さん)」と語る。塩嵜さんが「鹿島は外に出さないけど内面は熱いやつ。中本は行動もプレースタイルも生意気!」と笑うと、「そこがかわいいでしょ」と中本さん。ふざけながらも、「今までは先輩にたくさん迷惑をかけてきましたが…。これからは、何か一つでも後輩の見本となれる先輩を目指していきたい」と頼もしさを見せる。
「軟式庭球は個人競技ですが、うちの部はインカレの団体優勝を最大の目標に掲げて一致団結しているんですよ」と鹿島さん。そんな早大軟式庭球部では、学生トレーナーを大募集中。男女問わないので、熱い彼らの輪に飛び込みたい人はいつでも大歓迎だ。「まだ何年も軟式庭球部に居続けられる鹿島や中本がうらやましいです」と、今春卒業したばかりの塩嵜さん。
「今は早稲田と軟式庭球部に、ただ『ありがとう』と言いたい。本当に楽しい4年間でした」。「でもこれからも練習を見に来てくださるんですよね?」と後輩2人が笑う。学年を越えた絆は、これからも続いていきそうだ。
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