私は現在、本学レスリング部ヘッドコーチ、ワセダクラブレスリングディビジョン指導員として、子供たちやダウン症児者、自閉症児者にたいしてレスリングの指導にあたっています。
他者と出会い、他者の心や身体に触れ、他者の心の動きや身体の動きを感じることによって子供の心と身体は成長していくものです。他人と触れ合うことによって、子供は自分を知ることができます。他人と触れ合う為に、レスリングという競技は最も適したスポーツではないかと思います。
そこで、2005年7月に本学レスリング場にて、地域の子供たちとハンディキャップを持った人たちを対象としたレスリング教室を開講しました。この教室では、体力トレーニングやマット運動などを中心に、レスリングを通じて他人との肌の触れ合いによる密接な絆や交流を深め、大学生ボランティアとレスリング部員が指導にあたっています。
私が思うこれからの大学スポーツのあり方は、地域と結び付き、青少年の健全育成、市民の健康増進及び地域コミュニティの活性化を図っていくことが重要であり、また、大学生が、教える側に立ち指導することで、自分自身の競技力の向上に繋がると考え、この教室を開講しました。
今後のクラブの目標は、スペシャルオリンピックスで正式種目となり、その大会で活躍できる選手育成、それと一貫指導で、オリンピック代表選手の育成を図って行きたいと思います。
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