現場レポート

「アイク生原&ピーター・オマリー
記念スポーツマネジメント講座」
記念銘盤除幕式 王貞治氏記念講演

スポーツ科学部2年 根本 晋

「アイク生原&ピーター・オマリー記念スポーツマネジメント講座」とは
  本講座はロサンゼルス・ドジャースの元オーナー/会長として長らくメジャーリーグ・国際野球の発展に寄与されたピーター・オマリー氏のご寄付・ご厚意により、スポーツマネジメントを学ぼうとする意欲のある学生のために、また氏がドジャースのオーナー/会長時代、オーナー補佐等として日米野球の架け橋となって活躍された本学野球部OBで故アイク生原氏の功績を称えるために開設された。

 真冬の寒さの外とは違って、会場となった所沢キャンパスの教室はスポーツ科学部の学生や報道関係者などの熱気であふれていた。「世界の王」こと王貞治氏が姿を見せた瞬間、会場の熱気は最高潮となった。その後30分ほどお話をされた王氏。この講演に参加できたことは貴重な経験であり、同時に日頃の心構えを見直すきっかけにもなった。

 この講演はスポーツ科学部の創設を記念して行われていた「アイク生原&ピーター・オマリー記念マネジメント講座」の記念銘盤除幕式に併せて1月21日に開催された。王氏は本学の推薦校友であり、アイク生原氏、ピーター・オマリー氏とも深い親交があったため今回の式に参加された。 王氏の講演のなかで最も印象的だったのは、向上心と努力について語られた時である。

「満足感を持ってしまうと先に進むのは難しい。どんな事からでも学ぼうという姿勢を持ち、『もっと高い所に登りたい』という気持ちを持ち続けることだ」「どの分野の一流の方も、何となく成功しているわけではない。人の人生は氷山だ。水に隠れた努力の部分の存在を忘れてはならない」と向上心と努力の必要性を強調されていた。選手・監督として偉大な記録を多く残してきた王氏の言葉だけに説得力があった。

 大学生活は、自由に利用できる時間が多くあり、仲間やライバルに出会う機会も多い。人生という氷山形成の大きなチャンスである。この時間を、漫然と過ごすのではなく、自分が没頭できるものを見つけ、向上心に支えられた努力を続けることで有意義な時間にしたい。この講演を機に大きく意識が変わった。

講演中の王貞治氏
▲講演中の王貞治氏


「アイク生原&ピーター・オマリー記念
▲「アイク生原&ピーター・オマリー記念
スポーツマネジメント講座」の記念銘盤

 
1181号 2009年4月9日掲載