これから始まる早稲田大学での大学生活。僕がみなさんにまず伝えたいことはひとつ、「時間をいつも意識すること」です。人間の才能のあるなしは、生まれながらにして決まっているからどうすることもできない…けれど神様が僕たちの誰にも均等に与えて下さっているものがある。それが「時間」なんです。一人一日24時間、これはどんな人にも等しく与えられた時間です。時間を上手に使うことでチャンスを自分のものにすることもできるし、才能の無さもカバーすることも可能なんだってことを忘れないでほしい。
もちろん今、入学したばかりでいきなり「さぁ、よーいドン!」で時間を意識しろ!と言っても無理だと思う。僕自身も「時間の使い方」を意識したのはプロに入団する直前の卒業間近の時だった。キャンプに参加していろいろな経歴の選手がいることに初めて気づいた。20年以上もプロとしてのクォリティを保ち続ける人、そして自分と入れ替わるようにしてたった数年でプロの舞台から去っていく人。彼らの差はいったいどこにあるんだろう、そう疑問に思ったのが「時間の使い方」を意識したきっかけだったと思う。それを実感した今の自分なら、早稲田大学での大学生活をもっともっと有効的に過ごせたはず。だけど、この気づきは「時間」を意識した結果、得たものでもあるから仕方ない。
だからこそ、今新しい生活が始まる新入生のみなさんに伝えたい。限られた時の中でのキャンパス生活できっと何かが変わってくるはずだ。時間を上手に使うコツは、悩まなきゃいけないことと、そうじゃないことのジャッジを自分なりにつけていくこと。その必要性や結果はあとでわかってくるものだけれど、まずは自分で、自分が向き合わなくてはいけないことをひとつひとつ判断することが、時間を上手に使うことにつながっていく。
時間を意識すること。この言葉を、今の僕も実践している。そしてずっと続けていくことだと思っている。
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