何をしてるの?  

“箸取らば親と自然の恩を知れ己一人で食うと思うな”
『究極の美味しい学食』を追い求めて

学食研究会 第11期幹事長 文学部2年 坪田 祥宜


 学食研究会はその名の通り、本学のみならず他大学の学食の調査・研究をし続けているサークルである。さまざまな学食を訪れ食事をし、調査書に各自がレポートを記入し評価、最終的には「学食ランキング」を作成することがメインの活動となっている。調査対象が全国津々浦々にあるため、活動場所は東京都内にとどまらない。この夏には名古屋で合宿を実施した。さらには日本全国の国立大学を巡る者や、海外の学食を巡るつわものもおり、わが研究会の守備範囲はまさに国境知らずの地球規模なのである。ここ最近、各大学は学食の充実に力を入れており、おしゃれなカフェスタイルの学食や素晴らしい景色を楽しめる学食、ドリンクバーがある学食などが出現しており、調査に行く度に新しい発見がある。

 こうした学食巡り以外にも、学食を栄養学やデザインといった多方面からアカデミックに研究する「学食ゼミ」を行っており、その研究成果は去る11月の早稲田祭にて発表した。また、当会は日本国内でほぼ唯一の学食研究団体であることもあり、雑誌の学食特集などの際に取材を受けたり、ラジオ出演をするなどの機会を得ることも少なくない。

 学食研究会に所属していると言うと、まず第一声に「どこの学食が一番美味しいの?」と聞かれる。学食は学生が日常的に使用しているものということを考えると、「安くて美味しく、メニューが豊富で毎日使っていても飽きない学食」こそが『究極の美味しい学食』としてにふさわしいが、果たしてこの厳しい条件を満たす学食はあるのだろうか。この質問に答えるため調査を進めることが学食研究会の究極の活動目的であり、そしてその味を見つけるべく、日々学食めぐりを続けている。

 当会は男女問わず、そして早大生のみならず他大生も多く在籍しているため情報収集には事欠かない環境だ。また活動は自由参加のため、気軽に参加できるのもこの研究会ならではだろう。興味を持った方は、ぜひ一度ご連絡いただきたい。


食事の前は必ず代々伝わる
▲食事の前は必ず代々伝わる
「箸取らば 親と自然の 恩を知れ 
己一人で 食うと思うな」の挨拶を唱和


学食調査書
▲学食調査書。
これに五感を駆使した調査結果を書き込む


京都大学学食を調査。
▲京都大学学食を調査。
おしゃれカフェから、リーズナブルな食堂まで
飽きさせない充実ぶりだった

 
1175号 2008年12月4日掲載