何をしてるの?  日本代表にならないか! 早稲田大学ブリッジクラブ 

前幹事長 人間科学部4年 金子 拓真

 学生会館にある部室E-303に初めて訪れた人は必ず驚く。たいていの部室はテーブルに椅子、というシンプルな構造だが、うちは違う。床には青いカーペットが敷かれ、皆ちゃぶ台を囲んでおしゃべりに花を咲かせたり、ゲームの対戦をしたり、マンガを読んだりとなんともまったりした、まるで自分の部屋にいるかのようにくつろいでいる。そんな部室は、学生会館が開いている限り、いつも仲間でにぎわっている。

 皆さん、“コントラクトブリッジ”をご存知だろうか?「ブリッジ?そるやつですか?」とポカンとなされる方がほとんどだと思う。“コントラクトブリッジ”とはトランプゲームの一種である。日本では非常にマイナーだが欧米では誰もが知っており、ティーパーティーの合間やゴルフの空き時間のたしなみとしてプレイされいる。空路がまだ今ほどに発達していなかったころ、国境を越える長い船旅で食堂で誰かがトランプをテーブルの中央に置けば、どこからともなく人が集まり、言葉の通じない者でブリッジをプレイする…なんて時代もあったというから、さしづめ日本の“麻雀”といったところだろうか。

 そしてまた世界ブリッジ連盟はIOC(国際オリンピック委員会)からスポーツ競技団体として承認されており、オリンピック公式種目になる日も夢ではない。トランプにはサイズが“ブリッジサイズ”と“ポーカーサイズ”の2種類が存在する。そうトランプのサイズはこのブリッジにあわせて作られているのだ。新品のトランプを買った時、訳の分からない得点表が入っていたことはないだろうか?…実はあれはブリッジの得点表なのだ。 これほど広く愛されているブリッジ。外交官ならもちろん外交官夫人も教養の1つとして知っておかなくては恥ずかしいくらいである。あの山本五十六はじめ政治家、経営者など日本の歴史上の著名人にも愛好家が多くいる。

 早稲田大学ブリッジクラブは日本でのブリッジ黎明期からの草分け的存在として半世紀に渡り活動してきた。日本代表に選出されるメンバーもおり、常連として全国にその名をとどろかせている。

 「…で、実際どんなゲームなんですか?」

 ここまで読んで疑問に思われた方、どうぞお気軽に学生会館E602の部室まで足をお運びください。お待ちしています。


ブリッジに興じるメンバー
▲ブリッジに興じるメンバー

手札を見ながら作戦を練る筆者
▲手札を見ながら作戦を練る筆者
 
1166号 2008年10月2日掲載