新連載 「稲穂カメラ」 WAVOC(平山郁夫記念ボランティアセンター)公認プロジェクト

「稲穂カメラ」は、四季を通して早稲田の田んぼをLive追跡!

◆ 稲穂カメラ 特別企画
  「わせでん」OGインタビュー


 2007年4月19日発行号「大事なことはみんなワセダで教わった〈新入生歓迎特別企画〉」記事の早稲田ウィークリー座談会では、さまざまな方法でワセダライフを満喫してきた先輩たちに、自身の歩んできた道を語ってもらった。

 農楽塾設立メンバーでもある臼田 華奈子さん(2007年教育学部卒)。卒業目前だったこの座談会では、以前から農業・環境・砂漠の緑地化などに興味があり、オープン科目の農山村体験実習講座を受講、そこで出会った仲間と共に学生NPO農楽塾を設立し、大隈庭園に田んぼを作った。「1、2年生の時は、自分の世界を広げようと興味ある分野にどんどん顔を出していって、そこからだんだん自分の頑張れる場所を絞り込んでいきました。」と語っていた。

 卒業してから約1年半経った、今の臼田さんを語ってもらった。

 
 「私が代表をしていた2005年からの3年間で農楽塾は飛躍的に進化しています。田んぼの拡大、畑作の開始、墨田区ステップ学級とのコラボなど、私たちが田んぼを始めたころに描いていた夢を実現させているなぁと、後輩たちを頼もしく思っています。それと同時に創立時代を知っている私たちは「昔はこんな小さなことでも苦労してね」と、伝えていくことも大事だと実感しています。

 私は、卒業してから東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻新機能植物開発学研究室で研究をしています。農楽塾で食糧問題にも問題意識をもったことがきっかけで、自分の生物学の知識を生かして食糧問題にも関わっていける分野を選びました。私が今扱っているのは、まさに「イネ」です。分子生物学の手法を用いて、食糧問題の解決に貢献していこうという姿勢の研究室です。

  博士課程に進学するという選択肢もありましたが、企業でも研究をしてみたいと考え、就職活動をしました。きちんと研究ができる研究職ということと、食と健康に関わることができることを企業選択の基準としていました。その中でも、食卓全体を見渡す姿勢と、さまざまな分野で幅広い可能性をもっていることに魅力を感じ、アサヒビールの研究所に就職する予定です。

  大学での研究以外では、大学院の2年間、私立高校で生物と化学の非常勤講師をしていました。これも、農楽塾のときの幼稚園プロジェクトが一つのきっかけになっているのかもしれません。

 今後も「食と健康」をライフワークとし、さまざまな形で発信することに自分のできることで貢献していけたらと考えています。」

1173号 2008年12月11日号掲載

◆ 2008年度 大収穫祭

 



今年で5年目になる「わせでん」
 農楽塾代表 長岡 慶(教育3年)
  毎年アキタコマチやコシヒカリを育ててきました。しかし去年は幻のお米「亀の尾」の栽培に挑戦。順調に実をつけたのですが、害虫や鳥に食べられてしまって失敗してしまいました。今年はもう一度アキタコマチを育てたほか、古代米の黒米を苗ではなく、種から育苗して栽培することに挑戦し、わせでんの横に手作りで菜園を作ってオクラ・ミニカボチャ・落花生・ナスビ・唐辛子の栽培にも挑戦し、無事収穫することができました。
 私たちは、都会の中でも土に触れられる場所を通して、多くの人に土に触れるところから「農」について知ってもらいたいと考えています。

今年を振り返って突撃インタビュー!!
農楽塾の皆さんに話をうかがいました。

―「農」に携わることになったきっかけは?―
酒井さん 
  私の地元は三重県で、家の周りが「田んぼ」ばかりなのですが、最近その田んぼで稲を作らなくなっていたんです。さびしいなと思い、日本のほかの地域はどうなんだろうと思ったのがきっかけです。
岩田さん 
  以前から「食」に興味が少しあって、毎日食べているものは誰がどうやって作っているのかなと気になっていたんです。それで、そのことを考え始めたときに、最近は作り手と消費者との間には距離があるなと感じてたんです。それは何故だろうと疑問に思い、その答えを知るためにこの活動を始めました。
堀田さん
  私は父親が家庭菜園をしていたりと昔から「農」は身近にあったんですが、最近行われた「農」に関する映画祭を見たのがきっかけです。私もやりたいなと思い「農楽塾」に入りました。早稲田のような都会のごちゃごちゃした中に、「田んぼ」があるなんて面白いですよね。

―昨年と比べて、今年の収穫はいかがでしたか?―
岩田さん
  去年は、鳥の被害に合いほぼ全滅、おにぎりも一人ひと口くらいしか食べられませんでした(涙)。今年は昨年の反省点を洗い出して、例えば、穂が出た時点で鳥避けネットを掛けるなど工夫した結果、収穫したお米は脱穀前7.8kg、脱穀後5.8kg、精米5kgの大収穫になりました!

―友情は深まりましたか?―
酒井さん
  子どもたちを迎えた田植えや稲刈り、また「農を考える」映画作りを通して、みんなとの友情が深まりました。
岩田さん
  農業に対するお互いの知識を共有でき、話していて楽しいですし、「農」に対して興味のない人とも「農」をキーワードに話していければと思いますね。

―来年への抱負―
岩田さん
  今年は豊作でしたが、あまり天気が良くなかったんです。来年はもっと元気よく育てられればいいなと思います。「わせでん」のことは地元の方たちには「バケツ稲」を通して知っていただいているのですが、もっと多くの学生に早稲田に田んぼがあることをアピールできたらと思います。
堀田さん

  自分が体験して感じたことをほかの人に発信したいですね。若い人へ伝えて行きたいです。

酒井 悠里さん(文構2年)
掘田 真里さん(国教3年)
岩田 純平さん(商2年)


◆ 収穫祭

 稲刈りを終えお米の収穫ができたことを祝って近隣の幼稚園の子どもたちと収穫祭をしました!

  今年の収穫祭は農楽塾がお世話になっている農家さんをお招きした盛大な餅つき大会。

  子どもたちも杵を持って初めての餅つきにチャレンジ!おいしいお餅になりました。



1172号 2008年11月13日号掲載

◆ 稲刈り

 竹ざおに干された稲。山里を思わせるような大隈庭園の夕暮れ。

竹ざおに干された稲。山里を思わせるような大隈庭園の夕暮れ。
1171号 2008年11月6日号掲載

◆ 稲刈り

 「稲を慣れない鎌で刈り取り、結び、干します。新しく入ったメンバーも悪戦苦闘。でも最後はみんな出来るようになりました。さぁあとは精米して食べるのみです。


1170号 2008年10月30日号掲載

◆ 農から生まれた映画祭~Farming Film Festival~

 農・食・環境・自然・地球を象徴する「土」をキーワードに農山村で暮らす人々の人間像、そこから映し出される農業や農山村の現状、それに向き合う学生の取り組みなどをドキュメンタリー映画を通して紹介します。「土と共に生きる」とはどういうことなのか、一緒に考えてみませんか。

 学生による短編映画と、ダムに沈んだ村を舞台にした長編映画『水になった村』(アース・ビジョン第16回地球環境映像祭最優秀賞受賞)を上映し、監督と学生の対談を行いました。
※「稲穂カメラ」にて後日ご紹介します。


1169号 2008年10月23日号掲載

◆ 「バケツ稲」も成長しました!

 早稲田界隈の南門通り商店会にご協力いただき、あんなに小さかった「バケツ稲」もこんな大きく成長しました。こちらもまもなく収穫です。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!


1168号 2008年10月16日号掲載

◆ 稲刈り式典 9月30日

農楽塾代表 長岡 慶(教育3年)

  5月の田植えから4カ月、早稲田のお米は見事に実りました。黄色の稲がこうべを垂れています。お米がしっかり実っている証拠です。
  雨の日も風の日も農楽塾のみんなで毎日水遣りと観察を続けてきました。
  苗がちゃんと育てくれるか心配だった5月。ぐんぐん成長して水を毎日変えるのが大変だった6、7月。花が咲き穂が出て大喜びした8月。大雨の中鳥避けのネットを張った9月。いろいろ思い返すと感慨もひとしおです。
  そして9月30日(火)の式典にて、お世話になった方々と一緒に「記念のひと刈り」をしました。これからみんなで稲刈りです!



1167号 2008年10月9日号掲載

◆ 米の花

 8月中旬に殻がパカっと割れて、米の一粒一粒に白くて可愛らしい「米の花」が咲きました。花が咲くのには、光や温度が関係していています。花が咲いているのはわずか2時間くらいで、この間に受粉し、すぐに殻を閉じてしまいます。こうしてすくすくと稲は成熟していきます。「稲穂カメラ」では、もうすぐ行われる収穫の様子もお伝えします!


8月29日、実もふっくらしてきました。

8月18日「米の花」が咲きました!









1166号 2008年10月2日号掲載

◆ 夏の菜園

この夏は、「わせでん」横の「菜園」でも
野菜がたくさん実りました!


 
▲かぼちゃの花   ▲かぼちゃの実




1165号 2008年9月25日号掲載

◆ アキタコマチは70~60cm

 現在、アキタコマチは70~60cm、黒米は40cmになりました。メンバーは毎日交代で水遣りと観察記録をつけています。夏休みには8月に花が咲き、9月金色の稲穂に。そしていよいよ収穫です。
夏休みも、もし大学へ来ることがあればぜひ田んぼを見に来て下さい。お米の花は白色で、「幻の花」といわれるほど滅多にみることができないものなんですよ。

■7/8テレビの撮影がわせでんにて行われました。「熱中時間」(総合テレビ)という番組で、薬丸さんが田んぼに入ってくれました。



1164号 2008年7月17日号掲載

◆ ここ数日でさらに成長した稲

水田にはおたまじゃくしの姿も!「わせでん」は大隈庭園の奥、池の後ろ側にあります。ぜひ一度、のぞいてみてください。


1163号 2008年7月10日号掲載

◆ 菜園にも芽が出た!

 菜園ではカボチャ・ナス・ズッキーニ・トウガラシ・落花生・オクラを育てています。6/10に種まきをし、1週間くらいたってぽこぽこ芽が出て葉を広げています。稲も伸びて、ついにモノサシの長さを越しました!
落花生
▲落花生
1162号 2008年7月3日号掲載

◆ 生き物観察会

 地域交流の一環として、幼稚園の子どもたちと「わせでん」の周りにいる生き物を観察する「生き物観察会」を開催。みんな、ザリガニ釣りに夢中!いっぱい取れたかな?

▲のどかな昼下がり。くつろぐ一般の方々や学生に交じり、子どもたちの楽しそうな笑い声が聞こえてきた。

1161号 2008年6月27日号掲載

◆6月16日のわせでん

4月1日の「田起し」から始まった稲作り。入梅で稲もすくすく育っている。


▲6月16日のわせでん

1160号 2008年6月19日号掲載

◆ バケツ稲

 南門商店会のみなさんにバケツで稲を育てていただき、早稲田の町に稲穂が復活、多くの方に身近に農を感じていただきたい!


▲ただ今、運搬中!           ▲南門Qune前

1158号 2008年6月5日号掲載

◆ 「田植え」ワークショップ

 5月23日晴れ。昼下がりの大隈庭園で、学生を対象とした「田んぼの学校」ワークショップが開かれた。
  参加者11名は、田植えは初めての経験で、田んぼに入るのもドキドキの様子。見学に来ていた、西早稲田保育園の子どもたちから「頑張れ~」と掛け声が!水田に緑があふれるのももうまもなく!

3月 田おこし、 4月 あぜぬり、 育稲 、
5月 しろかき、 田植え
6月 分げつ、 9月 稲刈り はさがけ
10月 もみすり

1158号 2008年6月5日号掲載

◆「田植え」の式典

 5月22日(木)、大隈庭園「わせでん」において、農林水産省から斉藤泰氏、常任理事・ 政治経済学術院堀口健治教授、農学塾名誉顧問の中峰広名誉教授を迎えて、「田植え」の式 典が行われた。野球で言えば始球式、ここから「稲作り」が本格的にスタート!「畦」を 作った早稲田幼稚園の子どもたちも田植えの体験をした。



1157号 2008年5月29日掲載

◆ 黒米の赤ちゃん

 葉っぱが少ししか出ていません。22日、23日の田植えの稲は、「アキタコマチ」です。農家の方のご協力で、こちらはすくすく育っています!

5月23日(金)15:00~「田んぼの学校」ワークショップでの田植えがあります!(学生一般向け)ご興味のある人は、http://nogakujuku.client.jp/ivent/ivent-index.htmlまで。

黒米の苗
▲黒米 中国では古くから薬膳料理に使われ、不老長寿の米として中国歴代の皇帝に献上されていた。また、この黒米を発見した人が出世したことから、「縁起が良い」食べ物とも言われている。

1156号 2008年5月22日掲載

◆ 4月30日晴れ 田んぼの「畦(あぜ)」づくり。 

早稲田幼稚園の子どもたち30人もお手伝いしてくれました!

1155号 2008年5月15日掲載

◆ 「わせでん」の横に菜園を作っています。 
今年は米のほかに野菜も作ります!


大隈庭園では 藤の花(後景)が満開です。


1154号 2008年5月8日掲載

◆ 大隈庭園に「田んぼの学校」出現 
わせでんの横にはメッセージの書かれた黒板や机があります。

学生ボランティア募集!!
  元気いっぱいの幼稚園の子どもたちと4月30日「畦塗り」と5月2日「田植え」を行います。そこで数名、手伝っていただける方を募集します。子どもが大好き! という方、是非ご連絡下さい。

「田んぼの学校」ワークショップ開催のお知らせ
  1年を通して田植えや稲刈りのほか草木染や藁細工作りなどが体験できるワークショップを行います。興味のある方は4月22日(火)18:30「田んぼの学校」ワークショップ説明会にご参加下さい。
(要申込み)

連絡先:[email protected]
学生NPO農楽塾HP:http://nogakujuku.client.jp/

1153号 2008年4月24日掲載

◆ 大隈庭園内の「わせでん」で田起し 
学生NPO農楽塾第5期代表の長岡 慶さん(教育3年)に「早稲田の田んぼ」について聞きました!!

「早稲“田”なのに、なぜ田んぼがないんだ?」
  皆さんはこんな疑問を持ったことはありませんか? 実はここは昔、田んぼが広がっていたのです。神田川がよく洪水になったので、その前に早く収穫できる早稲種を栽培していました。だから早稲田。時代と共に田園風景は失われてしまいました。それを現在に復活させたのが、私たち農楽塾です。学生の素朴な疑問から2003年大隈庭園に小さな田んぼが誕生し、以来、毎年子供や学生と一緒にお米を作り続け、地域や大学でさまざまな活動を行っています。わたしたちは多くの人に「農」をもっと身近に感じてもらいたいと考えています。近くへ立ち寄った際には是非、早稲田の原風景「わせでん」に足を運んでみてください。

連絡先:[email protected] 
学生NPO農楽塾Webサイト:http://nogakujuku.client.jp/




▲子どもたちも参加した稲刈りのようす(2005年)

▲「わせでん」で田起こし(4月1日 晴天)
1152号 2008年4月17日掲載