わせだの散歩道 第7回

早稲田界隈のおすすめスポットを紹介 

晴れたらおにぎり片手にテクテクと。
授業の合間、友達と一緒にブラブラと。
デートでもっと一緒にいたいから…。
そんな各キャンパスおすすめスポットを紹介していきます~

◆ 面影橋

 神田川のさまざまな名橋の中でも特に有名な橋で、曲名にもよく使われる江戸時代からの名所。かつては「姿見の橋」と呼ばれていたという説もある。橋の近くには、室町時代の武将・太田道灌の伝説に基づき、「山吹の里」の碑がひっそりと立つ。

〈山吹の里伝説〉
 この地でにわか雨に遭った道灌が貧しい民家に蓑を借りに行くと、美しい少女が出てきて山吹の花を一輪差し出した。『後拾遺集』で中務卿兼明親王が詠んだ“七重八重 花は咲けども山吹の みの(実の)ひとつだになきぞかなしき”という歌になぞらえ、貧しさのため蓑の一つもないことを表したのだが、道灌はそれを理解せずに怒って立ち去った。後になって意味を知った道灌は己の不勉強を恥じ、歌道に励んで高名な歌人になったと言われている。

【アクセス】
早稲田キャンパスから徒歩10分、都電荒川線面影橋駅から徒歩1分。新目白通りに添って流れる神田川に架かる。

      
▲この一帯は伝説が多く、橋名の由来も諸説ある。
 
1161号 2008年6月26日号掲載