世界・地域の食卓から 日本(沖縄県)

ナーベーラーチャンプルー

「ナーベーラー」とは沖縄の方言で“へちま”のこと。ナイチャー(本州)では化粧水やたわしとして使われている“へちま”だが、豚肉と一緒に煮込んで食すのが沖縄流。そんなウチナー郷土料理を、沖縄出身の村上恵利華さん(法3年)に紹介していただいた。

Ingredients(4人前)
へちま(中くらいのもの)…6本 ※柔らかく、皮につやがあるものが新鮮
豚肉…300g~500g
しょうゆ(濃口)…100cc 
コーレーグス…50cc ※泡盛に沖縄トウガラシが漬け込んである香辛料
島トウフ…お好みの量 ※手に入らなければ木綿豆腐でも可
オリーブオイル…適量

Recipe
1豆腐は水洗いして水分を出す。
2オリーブオイルを熱した鍋で、豚肉をよく炒める。
3へちまを鍋に加え、豚肉と一緒に炒める。
4しょうゆとコーレーグスを混ぜ合わせてから鍋に入れ、味付けする。
530分から40分ほど煮込む。※へちまから大量の甘みのある水分が出るので焦げる心配はなし。
6できあがる5分前に豆腐を手でちぎって鍋に入れ、軽く混ぜ合わせる。
7グツグツ煮込んでできあがり。丼の器にお汁と一緒に取り分け、熱々のご飯と一緒に自分スタイルで召し上がれ!


Story
村上 恵利華さん   ナーベーラーチャンプルーは私が一番好きな沖縄料理です。実家に帰るときは「今日帰るからナーベーラーチャンプルーを作って!」と母に電話してしまいます。普通は油みそで味付けしますが、母がしょうゆとコーレーグスの味付けを思いついたんです。ほどよく辛く、味がしまるんですよ!

  私は大学から東京に出てきましたが、沖縄は空の青や木々の緑が鮮やかではっきりしているので、東京の色彩の淡さに驚きました。あと、お盆なんかには夜中でも若者がエイサーを踊って練り歩き、おばあたちが家から出てきて一緒に踊ったりしているのが当たり前でしたが、東京では誰もそんなことしないんですね(笑)。

  沖縄はのどかで明るくて、住んでいる人たちもおおらかな良い土地です。ぜひ一度、ナーベーラーチャンプルーを食べがてら遊びに行ってくださいね。
1160号 2008年6月19日号掲載