今回私が任されたのは、ケガをしている選手のテーピングと、試合中の怪我の対処である。試合開始前、大会直前の練習でケガをしてしまった選手のテーピングをしたが、小学生選手と大学生選手とでは身体の大きさだけでなくケガの知識やコミュニケーションの取り方などさまざまな面で異なるため、戸惑う部分もあった。しかし、ベストな状態で試合に臨んでほしいという思いがあったので、探り探りではあったができるかぎりのことをした。
決勝戦では選手みんなの強い気持ちがプレーに表れ、テーピングした選手の活躍もあって最後の最後に追いつき同点優勝。監督・コーチ、父兄含めチームが一丸となり、とても感動させられる瞬間だった。試合でケガをする選手も出ず、みんな笑顔で日本一になることができた。
アメフトは役割分担のはっきりしたスポーツ。テディベアーズの選手たちは、みんなそれぞれの役割を理解しプレーしていた。これは大学生でも難しいこと。試合を近くで観て、彼らのまとまりの良さに驚かされたと同時に、改めてチームの中で自分の役割を理解し行動することの大切さを感じた。
私たちビッグベアーズが成し遂げられなかった「東京ドームで日本一」を味あわせてくれたテディベアーズの選手やチームを支えてくれている方々には、本当に感謝しきれない。来年の1月3日には必ずビッグベアーズが日本一決定選手権である「ライスボウル」に出場するので、テディ、ビッグ共に同じ日に同じ場所で日本一になりたいと思う。
※1 ワセダクラブ・・・青少年の健全育成、市民の健康増進及び地域コミュニティの活性化を図り、広く公益に貢献することを目的としたNPO法人。すべての市民を対象とした各種スポーツの普及・振興事業を行っている。
※2 フラッグフットボール・・・アメリカンフットボールの要素を残しつつ選手間の接触などの危険性を取り除き、女性や子供でも楽しむことができるスポーツ。現在は小学校の学習指導要領にも掲げられ、全国で競技人口が広がりを見せている。
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▲全日本選手権に臨む選手にテーピングを施す筆者(右)
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