学び ふたたび

早稲田に来て良かった


大学院公共経営研究科2年 山田 庄吾

京都に旅行した際の筆者
▲京都に旅行した際の筆者

 2002年、東北大学卒業後、金融機関で中小企業支援業務に携わった。大学院進学の動機は、日常的に支援業務をこなすだけでは解決しない、その奥にある「行政の舵取り」つまり「国民のための支援政策や制度の在り方」に興味を持ったからである。興味は持っても、退職してでも進学しようと決意するまでには時間を要した。経済的理由だけではなく、日々の仕事も充実しており、進学することに対し、漠然とした不安があったことも事実である。 

 しかし、最終的には、学びたいという自分の中の追求心を信じ、大学の学びに専念できる環境に魅力を感じ、退職後、大学院公共経営研究科へ進学した。

 こうして公共経営研究科への一歩を踏み出したが、大学院生活は知的刺激に満ちていた。一般の学生では会えないような、各界のリーダーたちの話を聞くことができ、時には学生たちに檄を飛ばしてくれる。中央省庁での勉強会や佐賀県での研修など、学生という立場を十二分に活用した学習研究環境が整っている。特にフィールドワークでは、現場で今、起こっている出来事や問題点を知ることができる。各現場のスピード感の相違や企業の色も見えてくる。教室での授業や机上の研究だけでは学ぶことができない貴重な経験だ。こんな素晴らしい経験ができるのも、公共経営研究科であればこそであり、大学生活で最も満足している点である。

 理論的な学問だけでなく、社会人としての幅広い人格形成や思考方法など、さまざまなことを現在進行形で学んでいる。大学院修了後は、こうして実践的に学んだことを、何としても社会で活かさなければと思う。

 公共経営研究科で学んだ時間は、確実に私の人生を豊かにしてくれた。現在、こうして勉学に専念できる環境にいることそのものに感謝しつつ、公共経営を学んだことに誇りを持ち、学んだことを活かせる社会人でありたいと思っている。

(2007年12月13日掲載)

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First drafted 2007 December 13.