ぴーぷる |
全日本女子学生テニスの王者!
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みやむら・みき 1985年東京都生まれ。都立小平高校卒業。スポーツ科学部4年。鈴木正成ゼミ。2007年度庭球部女子主将。06年度、07年度全日本女子学生テニス選手権で2連覇。趣味は映画・音楽鑑賞、掃除。 ![]()
写真提供:横山芳治
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5人兄弟の紅一点。父と兄はテニスクラブのコーチ、3人の弟もテニス部所属という生粋のテニス一家で、明るくのびのびと育った。全日本女子学生テニスランキングのトップ、インカレも2連覇し、今や学内外に高く実力を評価されている彼女だが、そもそも早稲田大学へ来たのは、ある早大生の強い後押しがあったからだという。「高校の全日本ジュニア大会では、ベスト8止まり。誰にも注目されない中、私に目をとめて早稲田大学に勧誘してくれたのが、当時の庭球部主務・石井さんでした。『彼女はきっと伸びる』と、監督やマネージャーを説得してくれたらしいんです」。埋もれていた「金の卵」は、今や押しも押されもせぬ「庭球部の顔」にまで成長した。「石井さんは、監督に『おまえの手柄だ!』と言われているみたいですよ(笑)」
今年度は女子主将としても庭球部を引っ張った。特に悩んだのはチームメイトを指導しなければならないとき。「私個人としては許せる範囲内のことも、主将の立場では厳しく言わなければならない。でも、自分が本当に思っていることじゃないと相手の心に届かないので、葛藤がありましたね」。忙しかった1年も王座決定戦を最後に幕を閉じる。「その日が来たら、心にぽっかりと穴が空いた気分になるんじゃないかな」。ほっとしたようでいて寂しそうな、複雑な表情で笑った。
「必死に練習したところで必ず結果が伴うわけではなく、かといって練習しないと何も生まれない。その深さがテニスの魅力」と宮村さん。卒業後もテニスを続ける予定ではあるが、テニス部引退まではあまりその後のことは考えないようにしている。「一日の練習でも、後に厳しい練習が控えていると『体力温存のために今は手を抜いておこう』と思うことってあるじゃないですか。でもそうすると今の練習が無駄になる。私はいつでも、その時々を大切にしたいんです」。一歩ずつ確実に踏みしめながら歩いていく。卒業後ものびのびとプレーする彼女の姿が見えるようだ。
(2007年11月15日掲載)
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