わたしのイッピン

夢見る心は空高く!の巻


タケコプターを頭に、満足げな恒川さん
▲タケコプターを頭に、満足げな恒川さん
電池パッドをはめ込んだ底面
▲電池パッドをはめ込んだ底面
飛んでみた! 滞空時間、約1秒!
▲飛んでみた! 滞空時間、約1秒!

 連載第8回目は、「早稲田大学 ドラえもん研究会」幹事長の恒川和正(理工3年)さんの、「手作りタケコプター」をご紹介!

 「これ、原寸大なんですよ」とうれしそうに見せてくれたのは、あの『ドラえもん』のタケコプターだ。これは昨年の「早稲田祭2006」のサークル展示品として手作りされたもの。電動モーターで「くるくる…ブーン」とプロペラが回転する。

 気分もわくわくする黄色一色のタケコプターは、『ドラえもん』の世界から本当に飛び出してきたみたいで、見ているだけでも楽しくなる。プロペラが回転し出すと、思わず頭に取り付けて飛んで行きたくなるような、想像力を刺激するイッピンだ。

 総製作費は500円。「プラスチック粘土が高くて。あとは各パーツが100円前後ですね」。予想外に安い製作費に驚いてしまう。

 製作過程では、モーターの回転で熱がこもり、支柱部分がかなり熱くなってしまった。苦労して目立たぬよう導線を少し外側に出し、熱を逃がすことに成功! 電池パッドは底面に取り付けた。そして完成目前にして、「スイッチを取り付ける余地がない!」と気が付いた。しかし、「オン・オフの切り替えは、電池の取り外しで問題ないじゃないか」と、スイッチには執着せず対応することに。それがかえって手作りの風合いとタケコプターの愛らしさを感じさせることになった。

 「『早稲田祭2006』ではたくさんの人の手にとられ、特に子供さんには大人気でした。『タケコプターって電池で動くんだ!』と言われ、説明に苦労しましたね(笑)」。自作タケコプターを手に終始笑顔の恒川さん。「モノを作る楽しみを伝えたいです。それに、このタケコプターを手にした人が、『ドラえもん』を通じて夢見る心を改めて確認できたと言ってくれて本当にうれしかったです」。こう語る恒川さんは理工学生らしいモノ作りへの興味を持ち続け、夢を追いかけるドラえもんファンだ。

 「滑らかな動きを追求して、頭にも固定できるようにします。きっと本当に飛べる日もくると思いますよ(笑)」と、高く広がる秋空にも届きそうな夢をみせてくれた。

早稲田大学 ドラえもん研究会
【URL】http://wdoraken.55street.net/

(2007年11月8日掲載)

Copyright (C) 2007 Student Affairs Division, WASEDA University. All rights reserved.
First drafted 2007 November 8.