ぴーぷる

手話を通して心の架け橋を目指す歌手
 さくら さくらこ さん



さくら・さくらこ
 1986年東京都生まれ。立教女学院高校卒業。法学部4年。鎌野邦樹ゼミ。2005年10月にシングル「ジギタリス☆彡」でデビュー。デビュー後、間もなく手話を始め、ボランティア活動も積極的に行っている。08年2月に三越劇場で手話の芝居とショーを予定。趣味は読書とバイオリン。 【URL】http://www.sakurako.tv/
2007年1月、六本木で行ったライブにて
2007年1月、六本木で行ったライブにて
さくらさくらこさん 色紙:「今しかできないコトを今、やるしかないじゃん!!」

 モットーは、“今しかできないコトを今、やるしかないじゃん!!”。サンプル用に作った曲の歌詞で、大好きな言葉だという。その言葉通り、手話を交えた歌手活動で、今できることを全力で頑張っているさくらさん。「早稲田大学にはいろいろな人がいますよね。自分から始めていかないと何もできないんだってことを、大学に来て実感しました」。手話に、歌に、勉学に、120%で取り組む努力家だ。

 じっくりと考え、おっとりとした口調で丁寧に話す。その姿からは、自分の発する言葉に責任を持とうとする誠実さを感じる。「手話を始めたおかげで、たとえ時間がかかっても、相手の言いたいことを理解するまできちんと話すことの大切さを学べました。今は、歌を通してもっと手話を広めたいと考えています」。歌うときは、はっきりとしたメッセージを伝えるのではなく、聴く人をふんわりと包み込むイメージで歌っている。高校時代、聖歌隊に所属していたという歌声は透明で真っすぐだ。「落ち込んでいる人、悩んでいる人を、私の歌で励ますことができたらうれしいですね!」

 歌手として表現力の幅を広げるために始めた手話だったが、今では自分の大事な「核」となっている。将来は手話のできる弁護士を目指し、大学での勉強にも熱心に取り組む毎日だ。忙しさは半端ではないが、「もともと努力するのは好きなんです。弁護士にもなりたいし歌も歌い続けたい。人の2倍夢があるので、2倍努力しなきゃダメだと思っています」と、意志の強さをのぞかせる。

 「ちなみに、芸名の『さくらさくらこ』は大好きなさくらんぼから取ったんですよ」と、さくらさん。当初は『さくらこ』だけだったが、デビューする時に冗談で名字を『さくら』とつけてみたら、字画が良くてそのまま芸名になったのだとか。「名前の中に『さくら咲く』って入っているから気に入ってるんです!」。愛らしい笑顔の彼女によく似合う、優しい名前だと思った。

(2007年11月1日掲載)

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First drafted 2007 November 1.