ユニーク学生! 「何してるの?」

楽しいだけじゃもったいない 楽しむことが誰かのために


GLOBE PROJECT スタッフ
第一文学部2年  澤村 友里恵

カンボジアの少年たち
▲カンボジアの少年たち
地雷撤去作業中
▲地雷撤去作業中

 「スポーツを楽しむことを社会貢献に」

 「社会貢献」というととかく難しくて遠い存在にとらえられがちである。

 「社会貢献をもっと簡単に誰でもやれて、それでいて楽しいことにできないか?」そんな思いから生まれたのが冒頭のスローガンであり、このGLOBE PROJECTである。

 我々はスポーツの大会(現在はフットサル中心)の運営を行い、そこで得た収益をカンボジアの現地NGOの地雷除去作業費用に充てるというシステムをとっている。つまり参加者はただスポーツを楽しむだけで、地雷除去活動に貢献できるのだ。

 この活動のきっかけは、代表の菅原聡が2005年6月にカンボジアを訪れたときにさかのぼる。そこでは内戦は終わっていたが、いまだに地雷が数多く埋まっており、地雷原を知らせるピンクのデンジャーテープがごく当たり前に存在している。そのかたわらで子どもたちはサッカーをし、地雷原に入ったボールを取りに行く。そこで地雷を踏み、手足を失う子どもが今でも存在する。

 子どもたちの将来の夢で一番多かったのは近頃の日本同様「サッカー選手」だった。

 地雷は戦争が終わっても無くならない。誰かが除去するか、誰かが踏んで爆発させるまで半永久的に残る。子どもたちの夢が今も地雷によって奪い続けられている。その地雷原1m²を除去するために必要な費用は、日本円にしてわずか100円。

 これまでに4回大会を行い、現在までに携帯サイトのクリック募金と連動して約1万3千m²分の地雷除去費用が集まった。

 さらに8月18日に開催予定の第5回大会では、元日本代表の北澤豪選手や岡田武史監督の参加が決定している。カンボジアを知るためのさまざまなイベントも用意している。スポーツ好きの方々や、「何かやってみたい!」と思う方々の参加を心待ちにしている。またその後、メンバーでカンボジアの地雷撤去支援地へ視察に向かうことが決定している。

 世の中には、私たちのちょっとした意識で変えられる現実がある。もちろんこの活動が全てを解決するわけではない。だが、「楽しむことが誰かのためになる」、誰もがそう思えるような新しい形を作り上げていきたい。

GLOBE PROJECT Webサイト
http://globe-project.jp/

2007年6月23日に行われた第4回大会時の集合写真(筆者は最前列右から4番目)
▲2007年6月23日に行われた第4回大会時の集合写真(筆者は最前列右から4番目)

(2007年7月19日掲載)

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First drafted 2007 July 19.