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ヨット部、それは「学びの場」


ヨット部主務 政治経済学部4年 塩尻 卓也

風を感じる爽快感!
▲風を感じる爽快感!
6月の同志社戦の様子(手前が早稲田)
▲6月の同志社戦の様子(手前が早稲田)

 ヨット部は総勢28人(男21:女7)で、主に週末、神奈川県三浦市にある合宿所で活動している。朝9時には海に出て、昼食は海上で済ませ、夕方までみっちり練習する。2人乗りのヨットなので、コンビネーションを高めるために、海上では動作練習から始まり、スピードチェックや実戦練習など、常に試合をイメージしながら取り組んでいる。

 大学のヨット競技は「男女同じ土俵で勝負する」という点で特異である。もちろん体力は必要だが、それ以上に、風や海面を分析し、セール(帆)などの道具を調整していくことが求められるので、女子でも男子を圧倒できる競技なのだ。また、競う相手は人間だが、風や波、潮などの自然も立ちはだかる。自然を味方につけられるか否かで勝敗は大きく変わっていく。

 そんなヨットに打ち込むチームは、上下関係を重んじつつも、学年を越えて積極的に意見を言い合うなど、活発で明るく、5月に開催された春季関東学生ヨット選手権大会で優勝したこともあり、現在、チームの雰囲気がとても盛り上がっている。

 部員は、大学で初めてヨットを見たという者から、オリンピックを目指す者までさまざまである。ヨット部の魅力は、トップレベルの選手が未経験者を指導し、両者が一緒に試合で戦っていく点にある。高校などで経験してきた者もいるが、半数は大学から始めている。練習に取り組む姿勢など、寝食を共にすることで初めて見えてくることも多い。仲間の何気ない行動が、自分の成長のヒントになる。合宿所での生活は、さまざまなことを仲間同士で学びあえる場なのだ。また、海で練習していると、自然の素晴らしさや恐ろしさだけでなく、人間がいかに「ちっぽけな存在」であるかを痛感する。

 ヨット部の目標は「日本一のチーム」になることだ。それは、全日本選手権(11月開催)で優勝することだけでなく、それを目指す過程で各自が競技でもチーム運営でも「日本一になるために自分ができることは何か」を常に考え、行動できるようになることだ。それを意識し続けることが、個々の成長を促し、チームの成長へとつながる。確かに一人ひとりは「ちっぽけ」かもしれないが、そんな自分たちでも「チーム一丸となれば必ず大きな力になる」ということを今後の活動を通して証明していきたい。


最後列左から6人目が筆者、7人目が原田主将
▲最後列左から6人目が筆者、7人目が原田主将

主将の意気込み!

ヨット部主将 スポーツ科学部4年 原田 龍之介

 部活動を通してさまざまなことを学び、全員が一社会人として立派な人間になることを目指している。大学創立125周年、創部75周年の節目となる今年は、必ず日本の頂点に立ち、さらに世界へと挑戦していきたい。

(2007年7月19日掲載)

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First drafted 2007 July 19.