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女子サッカーチーム、 浦和レッズレディースのFW
 松田 典子さん


松田 典子さん
まつだ・のりこ
 1986年東京都生まれ。桐蔭学園高校卒業。スポーツ科学部3年。広瀬統一ゼミ。2004年、U-18全日本女子ユース選手権出場。05年より浦和レッズの女子チーム『浦和レッズレディース』に所属。06年、モックなでしこリーグで新人賞受賞。趣味は読書とインターネット。

  サッカーが大好き。全身からその思いがあふれ出ている。「小さいころからなぜかサッカーへのあこがれが強くて。小学校3年生から部活に入れるので、進級したその日に先生の元へ駆けつけてサッカー部の入部申込用紙を提出した記憶があります(笑)」。それからは、部活ではもちろん学校の行き帰りもボールを蹴り、帰ってからも自宅のガレージで練習をする毎日。その努力が実り、5年生の時にはU-12東京選抜の代表に選ばれ、6年生で全国大会の切符を手にした。やるからにはとことんやる、努力家で一途な松田さんだからこそ成し得た結果である。

 そんな彼女も、サッカーから離れなければならない時期があった。中学ではサッカーを続けられる環境がなかったため、泣く泣くテニス部に入ったのだという。「それでも始めると楽しくなって、関東大会に出場するまでになりました。でも高校2年生の6月にたまたまサッカーをする機会があって、もう一度やりたくなったんです」。テニス部は退部し、ちょうどそのころ近所にできたクラブチームへ。しかし5年のブランクがあったので、リフティングもできなくなっていた。「高校にボールを持って行って、始業前も昼休みも毎日一人で練習したんです。8月にU-18東京選抜のセレクションがあるので、それに選ばれることを目標に頑張りました」。2、3カ月では到底間に合わないだろうと思われたが、血のにじむような努力でなんとその目標を達成したのである。

Mocなでしこリーグ2007 第3節、5月6日のINAC戦
▲ Mocなでしこリーグ2007 第3節、5月6日のINAC戦

 その後、浦和レッズレディースに受かり、新たな場所で活躍し始めた松田さん。そんな矢先、けがで半年間練習することができなくなってしまった。「でも筋トレなど体力づくりをする良い機会だと考えるようにしました。復帰してからも当然元どおりのプレイはできなくなりましたが、たとえ元に戻らなくても新しい自分になればいいんだ、と思い直したんです」。その言葉通り、復帰後にモックなでしこリーグで新人賞を受賞。逆境もバネにして、さらなる上を目指す。あくまで前向きな彼女の瞳は曇ることを知らないようだ。

(2007年7月12日掲載)

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First drafted 2007 July 12.