ユニーク学生! 「何してるの?」 |
想いを2つの手に乗せて手話さあくる幹事長 第一文学部3年 馬来 秀行
「手話」というと、本やテレビとにらめっこして勉強するイメージがあるかもしれない。しかし手話さあくるは、手話で遊ぶ。週2回の活動で遊びながら手話を知る。勉強するという雰囲気は特にない。そんな雰囲気のせいか、手話が好きな人はもちろん、スポーツ好きな人がいたり、お笑いが好きな人がいる「おもろいサークル」になっている。まさに早稲田のサークル、人種のるつぼだ。また手話を覚えることで、聴障者の方はもちろん、健聴者とも新しいつながり方が生まれる。声を使わないコミュニケーションは、普段伝えにくい、伝えきれない気持ちを十分に表現してくれる。手話はとても便利な言語でもある。 私自身、手話に特別興味はなく、何となくこのサークルに入り、いつの間にか手話もそこそこ出来、今や幹事長となっている。自然に楽しく手話ができるようになる、不思議な魅力を持った手話さあくるなのだ。 そんな私たちは、1年間の活動の集大成として、手話劇を催している。名前の通り、手話を使ってオリジナルストーリーを演じる。健聴者の方も聴障者の方も、たくさんの方に毎年ご来場いただいている。普段目にする演劇さながらの演技指導や発声練習を行い、昨年は照明や音響も用いた。また「魅せる手話」を目標に、手話を大きく見やすく表現したり、表情をさらに豊かに付ける。あるいは聴障者の方の中でも手話の分からない方もいるので、字幕を用いる。こういったさまざまな方法を取り、そのための議論を交わすことで、どなたにも最大限同じように楽しんでいただけるステージ作りを心がけている。 手と体を使って一つの物語や自分の想いを伝える。伝えられた時の喜び。その喜びがお互いのものになった瞬間。それがたまらなくて、私はここまで手話を続けているのかもしれない。
(2007年6月21日掲載) Copyright (C) 2007 Student Affairs Division, WASEDA University. All rights reserved.First drafted 2007 June 21. |