ミニコラム |
ワセ★ネタ 〜これであなたもワセダ通〜
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▲応接室としても使われていたという、とてもキレイで立派な温室だ
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▲逸話には事欠かない創設者・大隈重信
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前回の大隈講堂に続き、今回は早稲田の創設者、大隈重信の意外なエピソードに迫りたい。
大隈さんは日ごろから「人生125年説」を唱え、実際にも当時としてはかなりの長寿である85歳まで生きたが、それはやはり健康にとても気を配った生活を送っていたからと言えよう。
食事面では、普段から小食。間食はせず、肉よりも魚、魚よりも野菜を好んだ(しかし塩辛い料理が好みだったとも・・・)。生活リズムはとても規則的で、朝は5時半に起きて体温を測り、邸宅内の畑、温室、庭園を1時間かけて散歩。夜は9時に就寝、という徹底ぶりだったという。
そしてその散歩ルートの一つだった大温室では、世界の蘭の珍種数十種類が集められ、大隈さんは盆栽・菊・柑橘類など多くの植物の世話を楽しんだ。ついには好物であるメロンの栽培までしたというのだから驚きだ。当時メロンはとても貴重であったが、「スイカのように一般庶民に手が出せるぐらいに普及させたい」と考えていたそうで、なんと自ら品種改良に取り組み、ついには新しい品種を生み出した。その大隈作のメロンの名前も、「ワセダ」なのである。バナナまで栽培されていたというこの大温室も、大隈講堂を建てるために取り壊されたのが少し残念。
ちなみに、慶應義塾大学創立者の福澤諭吉とは仲が良く、早稲田大学の前身、東京専門学校の開校式には福沢氏の姿があったという。現在話題沸騰中の早慶野球戦、天国にいる二人も楽しんでいるのだろうか。
(2007年5月31日掲載)
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