ミニコラム

わたしのイッピン(3)
相撲取りとちゃんこ鍋の巻


直径60cmの鍋を持つ森下さん(左)、小西さん(右)
▲直径60cmの鍋を持つ森下さん(左)、小西さん(右)

 早稲田に集う皆々さまのお気に入り・こだわりの逸品を一品紹介するこの企画。第3回目は、体育会相撲部主将・森下弘康さん(社学3年)、主務・小西沙季さん(一文2年)の、体育会相撲部にまつわるイッピンをご紹介!

 取り出されたるは巨大な鍋。見る物を圧倒させるのは、その大きさのせいだけではない。「相撲部は創設90年の歴史がありますが、これも50年前からずっと使われているんです」。それだけあって、独特の風格すら感じさせる。

 この鍋はやはり相撲部らしく、ちゃんこ鍋を作るのに使われている。練習中から作りはじめ、お米を1升(!)炊き、おかずも作り、練習後にみんなで食べるというのが習慣の相撲部。OBやほかの部活の人たちが来たときなどは、この鍋をなんと2つ登場させるそう。作る方は、さぞ大変なのでは…。「買い出しの量がとても多くなってしまいますね。スーパーのカートを借りて運ぶのでちょっと恥ずかしい(笑)。あと、洗うのも大変で。シンクには収まらないので、お風呂場のシャワーを使うんですよ」

鍋いっぱいに作るちゃんこ鍋。おいしそう!
▲鍋いっぱいに作るちゃんこ鍋。おいしそう!

 だしを取るにも昆布一束丸ごと入れるほど。直径も大きければ厚さもあるその鍋で作るのは大仕事だが、部員もOBの方々も、ちゃんこ鍋をとても楽しみしているのだとか。主将の森下さんは体も大きく、大量に食べる一人。「普通の相撲部だと『食べるのも練習』で食べるのが義務になってしまうんですが、うちの相撲部は自主性を重んじるので食べる量も好きなだけ。みんなで囲んで食べるとうまいですよ!」と本当に楽しそう。お二人にとってこの鍋は?「お母さんのような存在(笑)。相撲をやれてるのは、この鍋のおかげです。でかい体のもと!」(森下さん)「お湯がなかなか沸かなかったりしますが…部員をサポートするための必需品です」(小西さん)

 相撲部を長年見守ってきた鍋。これから何十年先も、大きな体の部員たちを支え続けていくのだろう。

(2007年1月18日掲載)

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First drafted 2007 January 18.