ユニーク学生! 「何してるの?」

建築が変える、都市を変える


w.arc 理工学研究科修士課程2年 鳥海 宏太

「SPEAK」
▲新しい建築の授業を学生主体で立ち上げた、プロアマ問わないプレゼンテーションシリーズ「SPEAK」。デザインを通して、伝えたい想いを語り合うスペース。毎週火曜日に行い、現在まで29回を数える。


▲(上下とも)学生チームWASEDA125の活動の一環で、大隈講堂の改修に伴いはがしたタイルを座面に用いたベンチを制作している。かつて大隈講堂の表面を飾っていたタイルが座面となり、触れることができる存在として早稲田に残り続ける。今年3月ごろ設置予定

 あなたは東京という都市が好きですか? 住みやすいと感じますか? 問題を感じるならば、都市について、一度考えてもらいたい。

 w.arcは、今後50年を目指して東京という都市を世界一の環境にすべく組織された、建築意匠、都市計画を学ぶ大学院生の有志団体だ。現在は建築学科で学ぶ修士課程2年生を中心に13人で構成されている。

 今回は理念を元に行ってきたプロジェクトをいくつかご覧いただきたい。これらの活動は、建築仲間の垣根、他分野の人々との垣根をなくすことを意識して行ってきた。「つくる」だけではなく、「人に伝える」こと。それが東京を変えるためには必要だと私たちは考えている。

 卒業後、w.arcのメンバーは各自バラバラな進路に進むが、この活動は継続されていく。目標は50年継続の活動。建築に携わる人、携わらない人に関わらず、多くの人が建築、都市に関心を向けてくれるよう、メッセージを発信し続けたいと思う。モノをつくり続けると同時に、伝える機会をつくり続けたい。活動を通して、少しでも建築、都市に関心を持ってもらい、考えること、さらには都市に対してアクションを起こしてもらえたら幸いだ。

 一人ひとりの意識改革が今の都市、東京には必要だ。w.arc、そして皆さんの意識が今後の都市を変える。

【URL】http://www.warc-net.com/


「トウキョウ建築コレクション2007」
▲3月6日から11日まで「トウキョウ建築コレクション2007」を開催する。全国の修士課程の建築学生の学生生活最後の作品を一挙に代官山に集める。これからの建築デザイン界をリードする作品が、代官山ヒルサイドテラスに行けば見られる。この先の都市の姿が、ここにあるかもしれない。

(2007年1月18日掲載)

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First drafted 2007 January 18.