ユニーク学生! 「何してるの?」

大学スポーツをより身近に


早稲田スポーツ新聞会編集長 スポーツ科学部3年 大迫 拓郎

取材中。
▲ 取材中。同じ学生でもあり、大学スポーツ界のスターでもある選手たちに、本音でぶつかり、生の声を聞く。
秩父宮ラグビー場での一コマ
▲ 秩父宮ラグビー場での一コマ。配布は手配り。皆で配布ポイントへと束を運ぶ
定期購読者に発送するために、できあがったばかりの新聞を封筒に詰める。
▲ 定期購読者に発送するために、できあがったばかりの新聞を封筒に詰める。

 「何でそこまでやるの?」。広告掲載のためにある企業に伺った際、担当の方から不思議そうな表情で質問された。確かに―。なんでだろう。

 早慶野球、早明ラグビー、そして箱根駅伝。大学スポーツといえば真っ先に名前が挙がるのがこの三つであろう。だが、早稲田の強さはそれだけにとどまらない。テニス、ボート、スケートなどなど、例を挙げれば切りがない。日本の大学スポーツの中心には、常に早稲田がいるのだ。

 私たちはその状況の中でスポーツ新聞を発行している。定期発行は年11回、20万部。さらには野球部のリーグ優勝の際などには号外の発行を行うことも。全国には千人以上の定期購読者が新聞を待っている。

 だが、これはやりがいがある…だけでは済まされない。私たちは体育会には所属しない一サークル。資金、人員には限りがある。その中でより良いものを求め、完成させる必要があるからだ。取材費用は自腹を切り、掲載内容に本音でぶつかり合い、記事執筆に悩み、広告獲得に走る。これが毎号の光景である。

 「スポーツと早稲田が好きだからだと思います」。冒頭の質問に迷ったあげくに私はこう答えた。皆それぞれ理由は異なるだろう。「あの競技が、選手が好きだから」、「マスコミを目指して、記事を書いてみたいから」。だが1959年の創刊以来、人は変われど皆の根底に流れるものは変わらない。そう感じている。

 人気低下が叫ばれる大学スポーツ界。しかしそこにはプロにも、高校にもないものが必ず存在する。学生、OB・OGの皆さんにはぜひ会場に足を運んでほしい。他大の友人を引き込んでほしい。そしてその際はぜひ『早稲田スポーツ』を手に取ってみてほしい。どこの新聞にも勝る情報量・質を提供している。
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(2006年11月30日掲載)

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First drafted 2006 November 30.