進路選択物語 |
きっかけは…
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▲ NGO団体に所属していた時に、総責任者を務めたサッカー大会の記念写真(前列左が筆者)
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「学生だしね」。そのように社会人の彼女に言われ、非常に憤りを覚えた。しかし、この時から「就職する」ということを真剣に意識し始めた。そんなことで大学院か就職か、という進路を決めるのもどうかと思うが、このささいな一言は、大学院進学率が7割以上である理工学部生の私を「就職」という選択へ至らせた非常に重要な要因である。
きっかけなんて突然訪れる、そんなものだ。
就職するには就職活動をしなければならない。自己分析が必要、ということで自分の学生時代を振り返ってみた。3年の秋まで在籍していた応援部、退部後に所属したNGO団体、現在は学生チーム「WASEDA125」に所属しているが、学生時代に取り組んできたことが私自身をよく表していた。
どう考えても私は理工学部生というには程遠い学生生活を過ごしてきたと思う。なぜこんなことになったのかと考えると、要は人が好きなのだ。
私はじっとしていられない性格で、一人で黙々と研究や勉強をすることが苦手である。どうせなら誰かと話をしたり、飲んだり、騒いだりして、せっかく出会えた人と少しでも多くの時を過ごし、少しでも多くの思い出を作りたい。
だから、私が大切にしていること、それは人を大切にすること、人との信頼関係を大切にすることなのだ。もちろん日本人だけではなくて、この地球上に住む言語も国籍も文化も全く違うような人も然り、である。
仕事とは己の生き様であり、人生と準えることもできる。人生は楽しむものだが、楽しむだけではつまらない。どうせなら目標を掲げた方が良い。私がひそかに立てた人生の目標は、世界中の人が自分の大切な人と少しでも長く、少しでも幸せな生活を営むことができるようにすること、である。
そのためには、あらゆる事業を手がけ、世界中に膨大なネットワークを持ち、出会ったこともないような人と仕事ができるところが良い。
他でもない、最終的に辿り着いた私のやりたいことが私らしくできる場所、それが商社だったのだ。
(2006年10月12日掲載)
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