学生注目!! (投稿コーナー) |
祖母と私と上級救命技能認定私は祖母と同居している。祖母は重い糖尿病という持病があることと、88歳という高齢であることから時折自宅で倒れてしまう。「祖母にもしものことがあったときにすぐに役立つ知識がほしい!」そう思っていた矢先に出合ったのが、早稲田大学で開催された「災害救援ボランティア講座」だった。 講座自体は災害時の人命救助等で役立つように構成されていた。受講することで、災害時にセーフティーリーダーとなれる資格と同時に、上級救命技能認定を与えられる。受講生は3、4日程度、朝から夕方までかけてその講座内容をじっくり学ぶ。また学生であるなしを問わず、誰でも1万円前後の費用を払うことで受講できるものだ。 この講座で上級救命技能認定をもらうべく講習を受けることにした。止血法や心肺蘇生法(気道確保、人工呼吸、心臓マッサージ)の他にもロープワークや簡易担架の作り方、AED(自動体外式除細動器)の使い方も習った。実践的なこの救命講習こそ私が最も学びたいと思っていたものだった。 特に止血法と心臓マッサージは、祖母に対して行うことになり得る応急手当だ。実際にこの講習を受けたことによって、祖母の体調が悪そうな時でも私がただ慌てて不安になるようなことは少なくなった。私自身の応急処置に少し自信を持つことができたからだと思う。現在でも時々これらの応急手当の仕方や学んだことを確認したりしている。ただ、応急手当ですべてが解決できるわけではない。祖母が常に元気でいてくれて、このような技術を使う機会がないことが一番好ましい。 夏も近づき、祖母が庭に植えた「にがうり」の苗が日々成長していく姿を祖母と2人で眺め、楽しんでいる。 社会科学部4年 舩村 美保 (2006年7月6日掲載) Copyright (C) 2006 Student Affairs Division, WASEDA University. All rights reserved.First drafted 2006 July 6. |