進路選択物語 |
二十代で拡げる可能性
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▲ サークルの仲間と打ち合わせをする筆者(右から3番目)
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将来の夢は幸せな奥さんになること。
ずっと変わらぬこの夢は、これからも私の譲れない軸であると思う。ずっと専業主婦が第一希望、女の子の最大の幸せだと思っていた。
そんな私の転機は、女子大生のキャリアデザインサークルに入ったことだ。自分の将来に対し意識が高く、それに向けて準備を始めているすごい仲間や、自信に満ちあふれて活動する素敵な先輩方に出会い、自分が思いこんでいた道以外にも、もっと人生を充実させる道があるのかもしれないと思った。この素敵な人たちとまっすぐ目を見て向かい合える人になりたい。「これができる」と胸を張れるものをつくりたい。今はとにかくたくさんの人に会って、たくさんの影響を受けようと思った。
そして飛び込んだ就職活動。3カ月足らずの期間に、人生を変えてしまうような人や言葉に出合った。社会に出たら、毎日がこんな出合いの連続であるはずだ。
某企業に「二十代の可能性を眠らせるな」というプロジェクトがあった。二十代は誰にでも、何でもできる可能性がある。そのチャンスを眠らせたままにするかどうかは、一歩踏み出すかどうかの違いなのだ。
何のスキルも持たない自分が、若さという命の短い最強の武器だけで、怖いもの知らずに進んでいけるのは今しかない。それなのに、一度限りの二十代に、家庭に入ることだけを目標に、初めから可能性を閉ざしてしまうのはもったいないのではないか。いつか「どうしてもやりたいこと」ができたとき、力不足であきらめなくてもいいように、マイベストな選択ができるように、今はまだ、外に向けた成長を止めていい時期ではない。
だから、専業主婦の夢はひとまず保留で、お楽しみの一つにとっておこう。今は外へ外へ目を向けよう。とにかくご縁のある限り何でも飛び込んで、何でも吸収して、とにかく突っ走ってみよう。そしてたくさんの経験をした上で、やっぱり家庭に入りたいと思うなら、その時に方向転換すればいいのではないか。日々影響を受けて変化中の今は、自分探しよりも自分拡げをしようと思う。
(2006年6月29日掲載)
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