ユニーク学生! 「何してるの?」

生涯の友を見つけよう


早稲田大学稲吟会 第51代執行部幹事長 社会科学部3年 小林 明仁

詩吟に合わせ、剣と扇子を手に舞を舞う
▲ 詩吟に合わせ、剣と扇子を手に舞を舞う

 「稲吟会は詩吟をやっているサークルです」。言葉にすればただそれだけ。しかし、ただそれだけのサークルに30人を超える会員が集まるとは思えない。しかもわれわれ稲吟会は50年もの歴史を持っている。

  私たちは毎日昼休みに新学生会館にて詩吟の練習をしている。そして週末に練習の成果を他の会員の前で発表する、というのが主な活動となる。シンプルだが、ここに稲吟会の魅力の一つが隠されている。それは「会員同士が毎日顔を会わせられる」ということだ。昼休みにちょっと練習して、時間が空いていれば、そのまま昼食を食べに行ったり遊びに行ったりできるというわけである。実際、会員のほとんどが詩吟未経験者で、「詩吟がやりたいから稲吟会に入った」という者はほぼ皆無である。

  私自身、元々詩吟がやりたいわけではなかった。と言うより詩吟自体を知らなかった。しかし、練習に顔を出すうちに次第にメンバーと仲良くなっていき、かけがえのない友人ができていた。慣れというものは面白いもので、練習をこなすことで詩吟をすること自体も次第に楽しくなっていった。

  サークルには活動を通して人間関係を深める役割があると私は思う。稲吟会は詩吟という道具を使って一生付き合っていける友人を得る場なのである。

  二つ目の魅力は「友好サークル」と呼ばれる友好団体の存在だ。「思惟の森の会」、「早慶戦支援会」、「鵬志会」、「早稲田精神昂揚会」、そしてわれわれ稲吟会の5団体はサークルのジャンルを超えて交流がある。百キロハイクや早慶戦等、各サークルの主要なイベントでお互いを助け合ったりするのはもちろん、仲間を集めて頻繁に遊んだり、飲み会を開いたりもする。

  古典芸能も良いが、それだけでは物足りない。他ジャンルのサークルとふれあうのはとても良い刺激になる。まさに人種のるつぼと呼ばれる「早稲田」を肌で感じることができるのだ。これも稲吟会の魅力の一つだと私は思う。


稲吟会の会詩をバックに全員で合吟
▲ 稲吟会の会詩をバックに全員で合吟

(2006年6月1日掲載)

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First drafted 2006 June 1.