わせだかいわい

キッチンミキ ご主人 山内 康行さん


二代目ご主人の山内康行さん
▲ 二代目ご主人の山内康行さん
1日80食出るというハンバーグ
▲ 1日80食出るというハンバーグ(写真は韓国風)。500円。
ミキランチ
▲ ミキランチ。ランチタイムでなくてもオーダーできる。こちらも500円。
お店外観
店名の「ミキ」はお母様キミエさんのお名前から先代が命名。なぜ逆さに?「キミだとゴロが悪いからじゃないですか?」

 グランド坂通りを挟んで22号館の向かいにあるレンガ造りのお店が「キッチンミキ」。創業43年となるハンバーグのお店だ。木目とレンガを基調とした店内は、アットホームな雰囲気。昼時には十数人分ある座席が学生でいっぱいになる。「うちは学生さんの味方です」と話してくれたのはご主人の山内康行さん。なるほど、壁に掛かったボードには学生のフトコロに優しい価格のメニューが並ぶ。

  名物のハンバーグはやわらかな口当たりでとてもジューシー。具材のバランスにこだわった創業以来の看板メニューだ。6種類のバリエーションがあり、いずれにもライスとスープが付く。もう一つの人気メニュー「ミキランチ」は、サクッと揚がった歯ざわりのいい2種類のカツとカレー、サラダなどが一皿に盛られたボリュームたっぷりの一品だ。「学生さんは厳しいですよ。味と量と値段のバランスが取れていないと、すぐによそへ行ってしまいますから」とご主人。学生のアイデアから生まれたメニューもある。「韓国風ハンバーグは留学生のアイデアなんですよ。よく来てくれる学生さんにはどんどん意見を聞いちゃいます」。昔からの味を受け継ぎつつ、新しいものも取り入れる。味にうるさい学生たちに時代を超えて愛されてきた理由の一つだろう。

  早稲田育ちのご主人は、地域の活性化にも積極的だ。地域の消防団をはじめ、さまざまな活動に参加されている。「例えば、地域の小学生を相手に防災キャンプをするんですが、実際は学生さんがほとんどやってくれるんです。私はちょっと橋渡しをするだけですね」。だが、「ちょっとした橋渡し」から生まれる人と人とのつながりは、地域社会に大きなメリットをもたらす。「子どもが何かあったときに知っているおじさんのところに駆け込んだりね。防犯にも役立つでしょ?」

  地域活動は街のためになるのはもちろん、最終的には自分のためにもなるというのがご主人の考え。「街の居心地を良くする、そうすれば新宿や高田馬場に行かずに早稲田で食べていってくれるんじゃないですか? でも、活動のために店を閉めちゃうこともあるから、あまり利益にはなってないかな?」そんなご主人は、お腹をすかせた人にも、「早稲田の街を盛り上げたい!」という人にも心強い存在だ。

【営業時間】11:00〜20:00
【定 休 日】日曜・祝日


(2006年5月25日掲載)

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First drafted 2006 May 25.