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私たちが答えます!  学生留学アドバイザーQ&A


 留学経験者で学生留学アドバイザーの2人がこれから留学を控えた2人の疑問にズバリ答えた。どんな質問にも、留学アドバイザーが丁寧に答えているのが印象的だ。留学への質問、不安のある人は、そんな頼れる先輩、学生留学アドバイザーに相談してみては?

留学経験者

西田 寛彬さん
政治経済学部5年
留学先:ドイツ ボン大学(交換協定プログラム)
帰 国:2005年9月
留学中の悩みは、 ひとりで抱えこまないで、積極的に相談する。そうした工夫も必要です。
留学経験者

海道 洋子さん
教育学部4年
留学先:アメリカ ルイスアンドクラーク大学
(CESA(現TSA)プログラム)
帰 国:2005年6月帰国
同じ1年間でも全く違ってくる… 留学はその人次第! 積極的にいろいろなことにチャレンジして!
留学予定者

斉藤 明子さん
第一文学部3年
予定留学先:中国 復旦大学(ダブルディグリープログラム)
昨年北京大学で短期留学をして、今回の留学に踏み切りました。よろしくお願いします!
留学予定者

中野 裕太さん
第一文学部3年
予定留学先:イタリア ミラノ大学
(交換協定プログラム)
高校時代にアメリカのアイオワ州に留学していました。同じヨーロッパの大学へいかれた先輩がいるのでいろいろ参考になる話を聞きたいと思っています。

Q. 斉藤留学の動機、留学先の国(言語)を選んだ理由を教えてください。
A. 海道アメリカの文化に興味があり、英文科だったことも理由です。
 西田高校からドイツ語をやっていたので、ドイツ語を極めたいと思ったからです。
Q. 中野いつ頃から留学しようと思っていましたか?
A. 海道大学入学前から考えていました。
 西田1年生次の短期留学の経験がきっかけで、1年間の本格的な留学を目指すようになりました。短期留学は現地での生活習慣などを知る、一つの目安になるかもしれません。
Q. 中野どのように協定校の情報を得ましたか?
A. 海道協定校のWebサイトを利用したり、直接派遣先大学とまめにコンタクトを取って、疑問を解消しました。また、同じ大学へ行く人たちでメーリングリストを作り、情報の共有をしました。
 西田語学の授業で知り合ったボン大学へ留学した人と、やりとりしました。留学センターで派遣大学先からの受け入れ決定後、希望者には、帰国した学生の紹介もしてくれるそうです。
Q. 斉藤留学先で取得した単位は認定されましたか?
A. 西田留学中20単位前後取得し、帰国後12単位振り替えが認められました。
 海道32単位取得して、26単位の振り替えが認められました。
Q. 斉藤単位をきちんと取得されていますが、授業にはついていけましたか?
A. 西田割と語学には自信があったのですが、正直言葉は非常に苦労しました。留学当初、授業で、黒板に書かれたくせのある文字が判読できませんでした。聞き取れなくても、黒板さえノートに写すことができれば復習できると思っていたのにショックでした。各教授の筆記体、数字の特徴をつかみ、解読するまでに、時間が必要でした。できないと思っても、続けていくことが大切です。それと、1人ですべてを抱えこまないで、先生やチューターなどに相談するといった努力も必要だと思います。
 海道授業を理解するようになるまで、3カ月ほどかかりました。授業は慣れもあるので、初めは分からなくとも、ついていこうとすれば、分かるようになってきます。私の場合、日本人の友人などと悩みを分かちあったことも気分転換になったと思います。ただもちろん、日本である程度勉強しておくことは大切だと思います。
Q. 中野住宅はどのように手配しましたか?
A. 海道私の場合は、プログラムフィーに食費も宿舎費も含まれていたので、寮生活をしていました。男女混在の寮で、シャワー室もトイレも男女共用、シャワー室も簡単なカーテンで仕切られているだけですし、初めはとても戸惑いました。また、当初の予定とは変更されて2人部屋に3人が割り当てられて、とても狭かったり、ルームメイトが友人を泊めたりするので、慣れるまでは大変でした。その後2人部屋に変えてもらいましたが。
 留学生だけの寮も多いと聞きますが、私の場合、アラスカ出身のアメリカ人がルームメイトだったこともあり、良い異文化体験ができたと思います。
 西田男子寮に入りました。1人部屋でしたが、アジアンショップなどで日本の食材を買い、共同キッチンで自炊をしていましたので、友人ができ、話す機会も多くなり、日常会話を上達させるにも良い機会になったと思います。
Q. 中野留学は就職活動を行う上で有利ですか? 留学経験が職業観に影響を与えていますか?
A. 海道就職活動をしていますが、英語を話せる人は大勢いるので、それが直接有利になることはありません。それよりも、留学で何を感じて、何を得たのかという経験の方が大切だと思います。留学を通じて、人に対する思い込みや既成概念がなくなったことも、就職先を選ぶ上で視野を広げてくれました。
 西田ドイツで働くチャンスのある企業を考えて就職活動しています。留学後日本に帰ってきて、日本人の礼儀正しさをあらためて感じました。ただ、その国ならではのやり方があるわけで、そうした差を理解することが留学で身に付いたと思います。加えて、外国で「ひとりでやる」ということによって、何よりも度胸が付いたと思います。そうしたことが、就職ということを考える上でも大きな力になっていると思います。
Q. 斉藤ご自身の目標を達成するためには、どれくらいの期間が必要だったと思いますか?
A. 西田生活環境を知るという意味では、1年は効果的な期間だと思います。ただやっぱり終わってみると、1年は短いですね。
 海道欲を言えば、語学力という意味も含めて、もう3カ月くらいほしかったですね。ただ、同じ1年の交換留学でも、やる気と努力によって、成果には大きな個人差があると思います。自分次第で、1年の重みは変わるのではないでしょうか。
Q. 中野留学にはお金がかかると言われますがどのように経費を捻出しましたか?
A. 海道私はプログラムフィー(230万円)以外では、旅行など娯楽費が必要でした。基本は両親に払ってもらいましたが、留学前にアルバイトで30万円ほど貯めていましたので、それを利用しました。
 西田留学にかかった費用は、寮費や授業料を含めて月10万円ほどでした。ドイツは学生に手厚く、授業料も寮費も安かったので助かりました。そうした諸費用は両親の援助ですが、渡航費(約20万円)は、留学前にアルバイトをした貯金で支払いました。
Q. 斉藤留学中どんな目標に向けて何をされましたか?
A. 海道異文化体験を目標としていたので、勉強以外の遊びでも誘われたら極力断らず、大学のイベントなどにも積極的に参加していました。自由で開放的な雰囲気のある異国の地では、ともするとハメを外しがちになるし、甘い誘惑もあると思いますが、そこは自分の意志を強く持って対処しました。また、語学においては、言葉はあくまでツールなので完璧でなくても、自信を持って話すことが大切だと感じました。
 西田僕の目標は、最低限、現地の学部生と同じようにテストを受けたり、会話ができるようになることでした。机上で勉強したドイツ語とは別に、口語や若者が使う言葉となるとまた全然違ってくるので、友人を作って積極的に話しをするようにしました。ゼミの議論などになると全く同じという訳にはいきませんでしたが、そうした努力で、ある程度目標を達成できたと思います。
斉藤・中野なるほど、留学は努力と工夫で、成果が大きく変ってくるのですね。そのことを胸に頑張ろうと思います。本日は有り難うございました

 留学センターインフォメーションルームでは、生活上の不安や、渡航前の準備の工夫など、実際に留学経験のある先輩から生の声を直接聞くことができる。もちろん、本学の留学制度の詳細について、留学センタースタッフに相談することも可能だ(インフォメーションルームの情報については、本紙1面参照のこと)。まずは足を運んでみよう。留学への第一歩はまずここから!

(2006年5月25日掲載)

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First drafted 2006 May 25.