頑張れ☆早稲田スポーツ

アメリカキャンプを終えて


早稲田大学野球部主務
社会科学部4年 前橋 優太

試合前に記念品を交換しあう選手たち
▲ 試合前に記念品を交換しあう選手たち

 私たち野球部は、2007年の早稲田大学創立125周年と2005年の早稲田大学野球部渡米100周年を記念して、2月19日〜3月2日(10泊12日)の期間、通算10回目となるアメリカロサンゼルスキャンプを行なった。

  私たちは今回の渡米で得た経験を生かして、来たる東京六大学春季リーグ戦で優勝することを主な目的に掲げ、また今回のキャンプに参加できなかった75人の部員の分も精一杯がんばっていこうと心に誓いキャンプに臨んだ。ロサンゼルスでの10日間は6日目の休日を除き、毎日練習を行い、現地大学と5試合を戦った。今思うと本当に野球漬けの生活であった。

  私たちが最初に驚いたこと、それは各大学のグラウンドが日本のプロ野球のそれに匹敵するぐらい、いやそれ以上に素晴らしいということだった。グランド全面が土で、部員が毎日整備を行なっている私たちのグランド(東伏見球場)に対し、現地大学は私立大学、公立大学問わずに天然芝のグランドを持ち、さらに各球場には専属のグランドキーパーまでいるというのだから、スケールの違いをまざまざと見せつけられたような気がした。

  現地大学との試合では、相手側に普段使用しているカーボン式の金属バットではなく、私たちの試合に合わせて木製のバットを使用してもらった。攻撃面で言えば、相手打者はほとんど使用することがない木製バットであるにもかかわらず、初球からフルスイングをし、ボール球に全く手を出さない。さらに、自分にぶつかりそうになる危険な球に臆することもなく平気でデットボールを受け、喜んで死球を選んでいた。打った打球の速さも、日本の学生とは比べものにならないぐらい速い。守備面では、微妙に手元で変化する相手投手の球に苦戦し、早稲田の打者はつまらせられる場面が非常に多かった。野手の動きも機敏であり、グラブさばきも柔らかさを感じた。すべての選手が全力プレーを心がけ、どんな状況になろうとも試合が終わるまで力を抜く選手は一人もいなかった。彼らのプレースタイルを見ていると、本当に心から野球が好きで、プレーすることを楽しんでいるのだと感じた。野球の技術はもちろんだが、彼らには私たちが失いかけている野球に対する気持ち、取り組み方を教えてもらったような気がする。(試合結果は下記参照)

  今回のキャンプではここには書ききれないほどたくさんの貴重な経験を得ることができた。特にドジャースタジアムでの練習、施設見学は、メジャーリーグに憧れを抱く私たち学生にとって、日本では決して得ることができない経験となり、今後の人生において大きな財産となるだろう。また、私たちは今回の渡米を終えて、本当に多くの方々に支えられ、応援していただいていることをあらためて感じた。簡単ではあるが、ここで野球部を代表し今回のキャンプにご協力していただいたすべての方々に対し、深く御礼申し上げたい。

試合結果

2/20 早大2−7CAL State L.A
2/21 早大1−6CAL State Fullerton
2/22 早大5−1USC
2/23 早大0−4UCLA
2/28 早大2−1LMU(8回日没コールド)


ドジャースタジアムでの記念撮影
▲ ドジャースタジアムでの記念撮影

(2006年4月13日掲載)

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First drafted 2006 April 13.