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集まり散じて 人は変われど…
 ―卒業式&入学式挙行―


 この春も例年どおり、3月25日に卒業式、4月1日に学部入学式、4月2日に大学院と芸術学校の入学式が厳かに挙行された。

  卒業式では学部(9,696人)・大学院(2,245人)・芸術学校(162人)の合計12,103人の卒業生および96人の博士学位授与者を送り出し、入学式では学部(10,690人)・大学院(3,131人)・芸術学校(196人)と合計14,017人の新入生を迎えた。

激励の言葉を胸に、新たな旅立ち ―卒業式―

小野梓記念賞受賞の証、金メダルを胸に校歌斉唱
▲ 小野梓記念賞受賞の証、金メダルを胸に校歌斉唱。達成感に満ち溢れた喜びの表情が印象的
アカデミックガウンを身にまとったロースクール(法務研究科)第1期修了生
▲ アカデミックガウンを身にまとったロースクール(法務研究科)第1期修了生
門出を祝ってバンザイ!
▲ 門出を祝ってバンザイ! (バンザイ同盟)
先輩におめでとうの「押忍!」
▲ めでたさ全開 (早稲田ちんどん研究会)
めでたさ全開
▲ 先輩におめでとうの「押忍!」

 式典では、冒頭に白井克彦総長から各学部・研究科・学校の総代および博士学位取得者に対する学位記の授与が行われた。さらに、終盤には、学術・芸術・スポーツの分野で顕著な業績を残した24人と5団体に対し、本学の学生表彰の最高峰にあたる、小野梓記念賞が授与された(Weekly Flash参照)。

  式辞で総長は、戦後の激動の時代に内閣総理大臣を務めた校友の石橋湛山氏の生き様から学ぶところの『独立不羈の志』こそが、組織だけに依拠するのではなく個人の力がより重要になるこれからの時代に、ますます求められるものであると述べた。そして、「己を律することのできるジェントルマン、ジェントルレイディーズとして、高い志を胸に社会をリードしていってほしい」と激励した。

  また、P下明校友会代表幹事は学力や能力が問われる学生時代と異なり、組織では能力を駆使して何を成し遂げたかの実行力や結果が問われると語り、「『超人』すなわち『自分を超える』ことを目指し、与えられたチャンスに対して決して受け身にならず、攻めの姿勢でチャレンジしてほしい」と実業界の先輩として熱いエールを送った。

  さらに、会場で配布された本紙卒業記念号に寄せられた学部長・研究科長・学校長らによる「贈る言葉」はいずれも卒業生の胸に深く刻み込まれ、彼らの門出を祝した。

  当日は、北九州市長末吉興一氏に対し、本学における名誉称号の最高位にあたる名誉博士学位が、また本学名誉教授で柔道界の重鎮、大澤慶己氏に対し、スポーツ功労者賞が贈呈された(Weekly Flash参照)。さらに、ラグビー蹴球部を大学選手権二連覇達成に導いた清宮克幸前監督の5年間にわたる功績に対し、総長賞が授与された(Weekly Flash参照)。


満開の桜も歓迎 ―入学式―

式典中の会場の模様
▲ 式典中の会場の模様
大丈夫! 何度も歌えば覚えます
▲ 大丈夫! 何度も歌えば覚えます
桜並木ならぬサークル勧誘の波
▲ 桜並木ならぬサークル勧誘の波

 学部入学式は春爛漫の花見日和となった。会場となった記念会堂前の満開の桜が新入生を迎えた。

  式辞で総長は、「アメリカにおける日本学の祖」としてコロンビア大学で日本の文化を熱心に伝え続けた校友、角田柳作先生の唱えた「生きるためになくてはならない3つのL」になぞらえ、「すべての存在に対して愛情(Love)を注ぎ、早稲田人としての行動規範(Law)をもって自分を律し、高い志を持って自己研鑽に励む(Labor)ことを新入生諸君に期待する」と熱く語った。

  また、当日付けで日本弁護士連合会会長に就任された校友で本学監事の平山正剛氏は祝辞の中で、ご自身の経験を踏まえた3つのメッセージ(志を高く持つ、失敗しても直ちに気を取り直す、早稲田精神を習得する)に続き、「若き日に良き師、良き友を得て、誠実と勇気を学び、知能を磨き、思想を培えば必ず道が開ける」と激励の言葉を送った。

  式典の中で、コロンビア大学学長のリー・C・ボーリンジャー氏に対して名誉博士学位が、建築家で校友の菊竹清訓氏に対して芸術功労者賞が贈呈された(Weekly Flash参照)。

  早稲田大学交響楽団の演奏、応援部のリード、コール・フリューゲルの歌唱指導による校歌斉唱の場面では、たどたどしく校歌を歌う新入生の初々しく輝く表情が実に微笑ましかった。


(2006年4月6日掲載)

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First drafted 2006 April 6.