進路選択物語 |
人生を逆算して考える第二文学部5年 橋本 和宏
30年後の自分を想像できる大学生がどれほどいるだろうか。恐らく、そんな未来のことを考えている学生の方が圧倒的に少ないのではないだろうか。そのような人には、「パラダイム転換をしてみては?」と問いかけたい。先のゴールが見えないのに、どこを目指して走り続ければいいのだろうか。 「人生とは選択の連続。日本一を獲れる選手は、それを無意識的なまでに知っている」 『早稲田スポーツ』の制作に打ち込んでいた当時、ある運動部の監督が取材中におっしゃっていた言葉が忘れられない。例えば寝る前に1時間の読書をするか、すぐに寝てしまうか。人は、常に自分の行動を選択している。それら選択の積み重ねが今の自分を作っている。そして未来も、自分が選ぶ道によって大きく変わっていく。 だから、私は人生を逆算して考えるようになった。30歳の自分、40歳の自分、50歳の自分…。節目節目での自分の未来を、今は明確に描けている。やりたい仕事。成し遂げたい夢。住みたい家。理想の家族…。将来の自分を、仕事軸・家庭軸・個人軸の3側面から書き出した。そして一番ワクワクするものをつなぎ合わせてできたのが今のライフプランだ。 当然進路もそれを実現できる企業を探した。そして辿り着いたのが、経営コンサルタントを主幹とする、株式会社ベンチャー・リンク。知名度こそ大学生には低いが、手掛けたブランドは、牛角など今や日本のスタンダード。だが、他の内定3社を上回る決め手は、事業内容や企業理念とは違うところにあった。ズバリ、人。社長面接の前に出会った社員の方に、自分の描いていたビジネスマン像が面白いほど合致したのだ。逆算の方程式から考えていた、理想の企業選びが叶った瞬間だった。 私の最終的な夢は、欧州型の複合スポーツクラブを日本に創ること。その前段階として、30代前半で自ら企業する。日本人が歓喜の人生を送れるような、そんなスタンダードを社会に生み出したい。そのために、20代は「準備の人生」と置いている。夢を叶えるため、20代は“企業家輩出機関”ベンチャー・リンクで徹底的に働く覚悟だ。 ※ 筆者の意向により、「起業」はすべて「企業」と表記している。
(2006年1月12日掲載) Copyright (C) 2006 Student Affairs Division, WASEDA University. All rights reserved.First drafted 2006 January 12. |