頑張れ☆早稲田スポーツ

第82回 東京箱根間往復大学駅伝競走に向けて


競走部駅伝主務 人間科学部4年 柳澤 健人


▲ 日本人1位の好走をみせた竹澤

▲ 部内2位となった高岡弘(人科4年)

 今年の1月2日、3日に行われた箱根駅伝で、われわれ競走部は、わずか22秒差で2005年度与えられる「シード権」を逃してしまった。このシード権は1年間の練習計画を立てる上でも非常に重要になってくる大切なものだった。なぜなら、シード権を獲得していない大学は厳しい予選会を勝ち上がらなければ、箱根駅伝本大会に出場することができないからだ。

  今年の10月22日、昭和記念公園にて第82回箱根駅伝の予選会が開催された。この予選会のシステムは、各大学10名以上12名以内の選手が20kmを走り、その上位10名の合計タイムの上位6校および7位以下の大学で関東インカレポイントを差し引いたタイムの上位3校の計9校が、来年の1月2日、3日に行われる箱根駅伝に出場することができるようになっている。われわれ早稲田大学は、試合前の予想では確実に上位で通過するであろうと多くのメディアが予想していた。実際、新チームを結成してからも「予選会は通過点」と考え、部員は練習に取り組んでいた。しかし、大会前になって故障や体調不良等で予選会を軽視できない状況になっていた。

  レースが始まると早稲田大学は、序盤は先頭集団に何人もの選手がいて、積極的な走りを見せていた。そして、12km過ぎに竹澤健介(スポ科1年)が日本人集団から飛び出し、レースは大きく動いた。竹澤は最後まで日本人トップを譲らない快走を見せた。個人順位は上位50位までに6人が入った(1位通過だった昨年は5人)。しかし、後続がなく、トップ通過を狙っていたが、結果的には2位で予選会を通過することになった。

  箱根駅伝予選会を通じて、現状のままでは箱根駅伝本戦で上位で戦うにはまだまだ力不足であると感じた。まずは試合に臨むにあたって、最大限の力を発揮できなかったことが挙げられる。故障や体調不良により大会に万全の状態で臨めなかったとはいえ、他大学をみても万全の状態で臨めた大学はほとんどなかったように思われる。また、20km以上の距離を走る上で最も重要である15km以降の走りが、予選会ではほとんどの選手がタイムをロスしていたことも問題として浮き上がってきた。

  第82回箱根駅伝まであと3週間程となったが、予選会で残した課題を克服し、万全の状態で臨むことが好結果を生むことにつながるはずだ。箱根駅伝では全国にいる早稲田大学を応援していただいている方々への感謝の気持ちを胸に、新春の箱根路を駆け抜けていきたい。

(2005年12月15日掲載)

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First drafted 2005 December 15.