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バレーボール部
 二強時代の終焉 〜古豪の復活〜


政治経済学部4年 バレーボール部主務 勝田 剛史

鋭いスパイクを打つエース前田和樹(人科4年)
▲ 鋭いスパイクを打つエース前田和樹(人科4年)
苦しい場面でもチームを盛り上げた
▲ 苦しい場面でもチームを盛り上げた 左から松永健太(スポ科3年)、北沢浩(スポ科2年)、黒木陸(スポ科2年)

 9月10日から10月9日までの1カ月間、関東大学1部秋季リーグ戦が行われ、本学は準優勝に輝いた。関東大学1部リーグは、大学バレーボール界の中で最も注目されているリーグである。現在の日本代表選手も関東1部から何人も輩出しているほど、レベルが高い。

  この秋季リーグ、本学はキャプテン藤森亮介(人科4年)、ゲームキャプテン前田和樹(人科4年)を筆頭に、松永健太(スポ科3年)、中島敬介(スポ科3年)、黒木陸(スポ科2年)、北沢浩(スポ科2年)、徳武正哉(スポ科1年)という若いチームながら、春季リーグ戦で敗戦した順天堂大学、中央大学に完勝する形でスタートを切ることができた。さらに、予選リーグでは、昨年の準優勝校である東海大学相手にフルセットまで持ち込むことができた。

  中でも特に印象に残っている試合は、筑波大学、東海大学の二強時代を崩すきっかけとなった、順位決定リーグ第2戦、東海大学戦である。10月8日、NECニューライフプラザにて試合は行われた。自信を持って臨んだ第1セット、リベロ藤森からの安定したサーブレシーブと黒木のバックアタック等の多彩な攻撃で、10−3と7点差までリードを広げることができた。しかし中盤以降、東海大学のサーブとブロックにより何度も攻撃を阻まれ、徐々に点差を縮められ、24−26と第1セットを奪われてしまう。第2セットは、第1セットの流れを変えるため、前半リードされた時点で柴小屋康行(スポ科2年)を投入した。見事にこの采配が的中し、前半のリードを後半に縮め、25−22とセットを奪取することができた。「波に乗ったら早稲田は負けない」その通りに、次の第3セットも25−23と接戦を制した。第4セット、「勝ちを意識せず、早稲田らしい楽しいバレーをしよう!」という藤森からのアドバイスもあってか、前田のサービスエース、相手ブロックをほんろうする攻撃、センター2人のブロックと、チーム一丸となって最後まで戦い抜き、25−19で勝利をつかんだ。

  ここ数年、筑波大学と東海大学の二強時代は変わらないと言われていた中での早稲田大学の勝利は、大学バレーボール界の新たな時代の到来と共に、「古豪早稲田」の復活を告げるものとなった。そして4年生最後の大会となる、12月5日から始まっている全日本大学選手権大会では、準優勝ではなく優勝を手にし、有終の美を飾りたい。

(2005年12月8日掲載)

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First drafted 2005 December 8.