こんな授業! どんなゼミ?

「赤尾ゼミ(環境及び資源経済学研究)」
 少人数で自由に学ぶ!


中央が赤尾先生。向かって左前から2番目が筆者。
中央が赤尾先生。向かって左前から2番目が筆者。
森林教室に参加し、除伐作業をしている様子。
森林教室に参加し、除伐作業をしている様子。

社会科学部4年 猿渡 尚久

 赤尾健一先生(社会科学総合学術院教授)のゼミは7人の少人数ゼミだ。この状況、実はかなりおいしいのである。少人数ゆえ、必然的に先生との距離はかなり近く、時にはマンツーマンで先生を独り占めして、疑問に思ったことを何でも質問することができるのだ。先生も親身に相談にのってくださり、授業時間外で特別授業をやってくださることも多々ある。真剣に勉強したい人には、この上ない環境だ。ここまで読んで、「厳しそうだなあ」と思っている人も多いかもしれないが、赤尾先生の、どんな人にも寛大でユーモアあふれる人柄のお陰で、ゼミは決して堅苦しいことはない。

  11月下旬には慶応大、上智大、東京外大、東工大と合同ゼミが行われる。この行事がゼミの核となり、後期の授業ではこれに向けてのグループ研究が進められる。テーマ設定は原則「環境」をキーワードとしているものであれば、大抵認められる。例えば私の場合は、経済的観点から「携帯電話に含まれる希少金属のリサイクル」をテーマに、学生5百人に向けてのアンケート、携帯電話ショップへの訪問や企業への聞き取り調査を実施し、研究を行った。こうしてそれぞれが進めた研究成果を精査し、合同ゼミで各大学がお互いに披露し合うのである。百人近い大勢の人の前で自分の研究を発表するというのは非常に緊張を伴うが、同時にとても良い経験だ。

  終了後、各大学の学生合同の打ち上げでは、同じ苦労を乗り越えた者同士、互いに共感し、研究成果の意見交換ができる貴重な場となる。そこで得た意見交換が、今後の研究課題や刺激となる。

  赤尾ゼミは環境問題に関心がある人のみならず、真剣かつ自由に学びたい人なら、きっと満足できる貴重なゼミだ。

(2005年10月13日掲載)

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First drafted 2005 October 13.