ユニーク学生! 「何してるの?」

行動がスポーツを面白くする


人間科学部4年 Sports Of Japan(SOJ) 初代幹事長 池山 珠子

湘南ベルマーレ関係者へのインタビュー
湘南ベルマーレ関係者へのインタビュー

 「日本のスポーツ文化を変革したい」。そんな壮大な目標の下、学生サークルSOJは結成された。私たちは、現場で活躍する人々のインタビュー記事等を載せたメールマガジンの発行や、勉強会やフォーラムを開催。より良いスポーツ環境の実現を目指し、幅広くスポーツを考える人のネットワークを構築する活動をしている。

  SOJが本格的に活動を始めたきっかけは、東京都北区※フラッグフットボールプロジェクトとの出会いだ。SOJの会長でもある間野義之スポーツ科学学術院助教授にご紹介いただき、私たちはあまりスポーツをしない子どもを対象に、フラッグフットボール教室の指導・運営スタッフを務めることになった。

  しかし、私たちもコーチとは名ばかりの初心者。集まった約40人の子どもたちと作戦を考えながら、共に学んでいった。作戦が成功すれば、いっしょに大喜びしてハイタッチ! 活き活きとプレーする子どもの姿を見ると、自分まで楽しくなるから不思議だ。

  また、保護者や地域の人の関心を集めるため、毎回練習後には『フラッグニュース』を配布。Webサイトも立ち上げた。試行錯誤と実践を繰り返し、プロジェクトを盛り上げようと知恵を絞る。準備は深夜に及ぶこともしばしばだったが、自らの手で創りあげる充実感はたまらなかった。

  プロジェクト終了後も、存続を願う子どもたちの声を受けて、継続的に活動するチームが誕生。別の地域でも同じような教室が始まるなど、私たちのまいた種は、確実に育ち、広がっている。

  フラッグフットボールを通じて、子どもたちのスポーツ環境を肌で感じたSOJ。施設環境や指導者、保護者の理解等、教室で学ぶだけでは分からない問題がリアルに存在している。今後もSOJは、自ら体験し、考えるスタンスを大切にし、日本のスポーツを盛り上げるための活動を展開していきたい。

■Sports Of Japan
【URL】http://soj-net.com

※ フラッグフットボールとは、アメリカンフットボールをベースにしたスポーツ。タックルや体が直接ぶつかる危険な要素を一切省き、安全かつ簡単に楽しめる工夫がしてある。全員が腰に太いテープのような“フラッグ”を装着し、守備チームはタックルの代わりにボールを持っている相手のフラッグを取る。


豊田スタジアムの施設見学にて
豊田スタジアムの施設見学にて(写真2列目右から3番目が筆者)

(2005年7月14日掲載)

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First drafted 2005 July 14.