進路選択物語

コア・スキルは何ですか?


2003年社会科学部卒業 沼田 真一
進路:就職(ビッグバンハウス(株))

トークイベントのリハーサル
トークイベントのリハーサル

  「沼田君のコア・スキルは何ですか?」私は答えに窮した。2002年「早稲田松竹」が突然休館してから、「早稲田松竹復活プロジェクト」を展開した後、ゼミの早田宰先生と飲みながら、そんなふうに問われた。

  夢は大きくてもいい、たくさんやりたいことがあるのもいい。でも、それを実現するためのスキルが自分にはあるのだろうか? 今まで何とかやれてきたのは「早稲田の学生」だったからかもしれない。卒業して「ただの人」になったときに、何のスキルもない人間を誰か必要とするだろうか?

「笑顔です」
「笑顔だけじゃ、飯は食えませんよね」

  ただただ早稲田の地ビールを飲む。そうして、今働いている小川巧記の事務所を紹介されることになる。「彼は今、愛知万博のプランニングの仕事をしているんですよ。彼を手伝いながら、修行してください」。愛知万博で市民参加プロデューサーを務める小川巧記は知り合いでもあった。自分でも考えてもいなかった選択肢がとても身近にあったことに非常に驚いた。

  自分で作ったプロポーザル(提案書)を持ち込み、プレゼンをした後、彼は一言、「うちで一緒にやろうか」といってくれた。

  全く参考にならない就職までのプロセスだが、つまり、本当に自分のやりたいことを真剣に追求していれば、おのずと道は開けるということだ。

  現在、プランナーの1人として博覧会のプランにもかかわり、多くの環境活動や経済界でのリーダーたちと出会う中で、「プランニング」というスキル以上のものを学んでいる気がする。次のステップで、こうした「スキル」をどのように生かせるか非常に楽しみだ。

  次の国際博覧会は2010年、上海。そこに関わっていくのもいい。でも、早稲田が好きだから、あのまちで「面白い」ことをしたいな。

  ※万博会場での毎日の「事件」を知りたい人は、ブログをご覧いただきたい。
【URL】http://blog.so-net.ne.jp/numa0806/

(2005年7月7日掲載)

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First drafted 2005 July 7.