留学を考える
目次
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留学経験者
政治経済学部5年
山田 雅樹さん
留学時の学年:3年
留学先:南カリフォルニア大学
(アメリカ)
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将来メディアに関わる仕事がしたかったので、その分野で有名な南カリフォルニア大学で映像製作やエンターテインメントビジネスを学ぼうと思った。また、帰国までに実際に映画作品を作り、また、実践的なビジネス現場へのインターンも視野に入れていた。
早稲田に来ている南カリフォルニア大学の学生と友だちになったことで、現地の情報を教えてもらったり、留学中もさまざまな面で助けられた。
僕の場合、「なぜ、この大学か」、「そこで何をしたいのか」をとことん考えて試験に臨んだことが、後になって役に立った。実際の授業は想像以上に大変で、何度も逃げ出しそうになったが、留学前に明確に立てた「帰国するまでに映画を作れるようになる」という目標を思い起こし、何とか最後までやり遂げることができた。留学中は多忙で我を忘れたり、落ち込むことも多いから、一つでも目標なり軸を事前に立てて臨むことをお薦めしたい。
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留学予定者
国際教養学部1年
岩岡 千晶さん
留学時の学年:2年
希望留学先:アメリカ
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国際教養学部は留学が必修だが、もともと留学するつもりだった。今の段階では、英語に磨きをかけると同時に、自分がいま興味のある国際関係の分野に対する多彩な視点の獲得を留学の目的としている。だから、現地では勉強と共にそこでしかできないことにできるだけ挑戦してみたい。
今は、留学先の選択肢を増やすために、TOEFL試験に向けて英語を勉強している。情報収集先は主に留学関連雑誌。アメリカは多民族国家ということもあって、世界中の人と交流したい、という思いからアメリカの大学を志望している。
今は、留学先の大学が決まるまで、現地の留学生の受け入れ態勢、生活環境がはっきり分からないことが不安。
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留学経験者
教育学部4年
高井 香里さん
留学時の学年:3年
留学先:タマサート大学
(タイ)
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タイ人の人柄、タイ語が好きだったことが、そもそものきっかけ。また、貧困地域の開発教育に関心があり、実際現地で生活したかったこともある。タイ語と同時に英語の力も伸ばしたかったので、両方の言語で学べるタマサート大学を選んだ。
出発までは、タイ語の文字や簡単な文法を学びつつ、現地のボランティア団体を調べて問い合わせる等の準備をした。また、大学の留学フェア、22号館3階のインフォメーションルームのファイルや、タマサート大学に留学していた先輩の話も貴重な情報源となった。
これから留学に望む方へのアドバイスとしては、外国なのだからうまくいかないことがあっても当たり前くらいに考えて、広い心を持って対応する能力をつけておくこと。また、やりたいことを明確にしておかないと、1年間があっという間に過ぎてしまうことだ。
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留学経験者
教育学部5年
三ツ木 紗奈子さん
留学時の学年:3年
留学先:オークランド大学 (ニュージーランド)
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当時は大学院進学を考えていなかったので、このまま卒論→卒業では、知識も努力も中途半端な気がしており、留学して、早稲田で学んでいる専門分野の第二言語習得論の知識と理解を深めようと考えた。実際、留学をしてその思いは達成されたが、同時にその分野の奥深さもよく分かった。
専門分野と英語を勉強しながら、同時に留学先で課されるタームペーパーなどのため、アカデミックライティングのスキルも高めていった。Webサイトで留学体験記を読んだり、適した大学を探し、担当者にメールで質問をしたり、希望の大学に留学した先輩に会ってアドバイスを頂きながら留学に備えた。
私の場合、もともとカナダに行く予定だったが、SARSの影響で、直前になって行き先が変更になった。海外留学には、外的要因による計画の変更がままあるが、私の場合、結果的には良かったので、ちょっとしたトラブル等にもヘコまないほうがいいと思う。
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留学経験者
法学部4年
大平 匡徹さん
留学時の学年:2年
留学先:コーカレッジ
(アメリカ)
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将来は何らかの形で国際貢献に携わりたく、時間をかけて英語を学びたかった。調べると、早稲田には多くの協定校、多彩な留学プログラムがあり、在学中に留学するのが最適と判断した。
ものの考え方や表現の技法といったアカデミック・スキルに強い関心があり、修辞学科という、リベラルアーツカレッジの伝統を受け継ぐコーカレッジならではの、ユニークな学科で学ぶことを決めた。
直前は、海外生活がとても不安で、先輩の書いた留学体験記を読み漁るなどしたが、実際に留学してみると、寮や友人の家庭での生活を通して、自分の人生観や幸福観に大きな影響を与える、数多くの貴重な経験を得ることができた。
海外留学者の多くが、現地で日本文化を紹介する機会を少なからず持つと思う。自分は留学を通していかに日本について無知であったかを思い知らされた。日本や日本文化について勉強しておくと、いろいろな場面で役に立つはず。
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留学センター教務主任の立場で学生の留学をさまざまな面からサポートされている国際教養学術院助教授 榊原理智先生から、留学を考えている学生へのメッセージをいただいた。
留学で学べることは驚くほど多様だ!
留学経験談を読むたびにそう思う。
勉強はもちろんだけど、それだけじゃない。ボランティアをやったり、映画を作ったり、ダンスを踊ったり。こうした活動はとっても貴重なものだ。
違った環境で育ってきた人間たちと〈共生〉する――文字通り共に生きる――ためのコミュニケーション能力こそ、本当の国際人を作るからだ。
語学力は、TOEFLや語学試験の点数なんかじゃない。紙の上の点数より大事なのは、問題解決ができるコミュニケーション能力なのだ。それは〈経験〉を実際に積まないと身に付かない。
こうした〈経験〉こそが留学の要なんだとしたら、留学センターのプログラムは日本に、いや世界に誇っていいと思う。(ちょっと誇りすぎかな…)
まず、(1)比較的語学力が低くても〈経験〉が積めるプログラムがたくさんあること。〈経験〉を積む機会を作ってくれるプログラムを選びさえすれば、語学力を高めつついろんな活動に参加できる。それに(2)TSA※1でもISA※2等のプログラムでも現地の学生と勉強しつつ生活面のサポートをするシステムが充実していること。たとえ語学力が十分でも、違う文化の中で生きていくのは簡単なことじゃないから、それなりのサポートが必要だ。また、(3)非英語圏で、現地語ができなくても、英語の力がある程度あればそれを足がかりにさまざまな文化体験ができるプログラムがあること。
最後に言っておきたいのは、現地で問題が起こっても、あなたは一人じゃない、ということだ。留学センターが、できる限りのバックアップをする。留学を不安に思っている人たちがいるかもしれないけど、とりあえず飛び立ってほしい。そして、ぶつかった壁こそを糧として、いろんな〈経験〉を積んできてほしい。さまざまな人々と〈共生できる〉地球市民になるために!
※1 TSA(Thematic Studies Abroad)→ テーマに基づいた学習をする留学プログラム。現地の大学での授業をより効果的に学べるよう語学力向上のためのサポートが多く存在する。
※2 ISA(Individualized Studies Abroad)→ 交換プログラム同様に現地の正規課程で科目を履修できるプログラム。
TSA、ISA共に対象は学部学生
山田 雅樹さん
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クラスの仲間たちと。ショートフィルムやCMを16ミリフィルムで製作した
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撮影現場の様子
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平日は授業や課題にかなり追われながらも、映画会社でのインターンシップや日本語教師のボランティアにも手を広げていた。インターンシップの採用試験はかなりの努力を要した。ビジネス英語ができないことや交換留学生であるため、面接や履歴書で落ち続けたが、授業の合間を縫って、毎日チャレンジし続けてきた。これが功を奏し、5社目の面接で「バスを使ってまで面接に来たのは君が初めて。英語も下手だし、クレイジーだね」と言われ、映画会社に採用された。
帰国直前に初監督したドキュメンタリー映画を大学の映画祭に出品し、スタンディングオベーションと個人ドキュメント賞をもらい、男泣きした。それまで映画学科のクラスメートに「何で素人の日本人がいるんだ!」と馬鹿にされていたので、最後の最後でやっと認められた気がした。また、実際に作品を作り、多人種の人々に観てもらったことは自分の原点になり、将来もこの道に進もうという再確認に繋がった。就職活動の軸となったのも、留学中のこの体験だ。
留学生活はそれぞれのやり方があると思うが、あえて言うなら、挫折を繰り返す新しい環境の中でも Sense of Humor をもつことだと思う。英会話が苦手でも、少しだけ相手の気持ちを想像して相手の話を聞いていれば自然と友人もできる。気楽に頑張って!
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高井 香里さん
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インターナショナル生の友人たちとのさよならパーティーにて
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タイ東北部へのキャンプの様子。農村でホストファミリーと稲刈りをした
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留学中、タイ人40人と貧困地域に1週間ボランティアキャンプに行った時、タイ人の本当の姿を垣間見た! 時間のペースの違い、おおらかさ、いつも笑顔でいると思っていたタイ人の裏の顔などなど、新たな発見があり、とても充実した1週間だった。タイは Amazing Thailandと言われているが、まさにその通り。日本ではありえないことの数々だったが、もっとタイの文化、タイ人が大好きになった。
タイを知ろうと、積極的にいろいろなことに参加した。同時に、できるだけ多くの人と交流したかったのでアメリカ人、韓国人、フィンランド人、スイス人など、多くの国の人とも一緒に勉強したり、パーティーしたり、小旅行をするなど交流を重ねた。
授業は英語、生活はタイ語。この使い分けに苦労した。授業は英語だったのだが、仏教の授業などでは専門用語がたくさん出てきたので、これもまた大変だった。
1年間マイノリティーとして生活し、日本ではできない体験をたくさんした。また、自分自身と向き合う機会も多く、前よりも自分が分かるようになったと思う。皆さんも、留学するか迷っていたら、目的をはっきりさせてから、ぜひチャレンジしてほしいと思う。悩むこともたくさんあったが、留学して本当に良かった。周りの皆さまに感謝、感謝!
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三ツ木 紗奈子さん
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友人たちとのパーティーにて(写真右から2番目が筆者)
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留学先のオークランド大学のキャンパス
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留学中の思い出はとてもいいモノばかりだ。最初はストイックに勉強しなければならないという変な使命感があり、「一生懸命友達作りをして、遊ぶこと」には抵抗があったが、気が付くと、さまざまな人に支えられ、多くの友達ができていた。課題に取り組んでいる時、突然コンピューターがクラッシュし、途方に暮れていたところ、友人が深夜にもかかわらず助けてくれたり、課題に追われてバタバタしながらも友人たちと週末は旅行に出かけたり・・・。
そんな人間関係を自然に築けたことにとても自信が付いたし、考えさせられることも多くあった。それからは、リラックスして、明るくしていれば、ほとんどのトラブルはすぐ解決する! と前向きに生活するように心がけた。
大学院の授業の履修を許可され、その課題をペアワークで行わないか誘われた時、最初は言葉の壁や能力的なことで不安だったが、一緒に取り組んだことで、学問的にも、姿勢の面でも非常に学ぶ点が多かったと思う。
今回の留学で、世界中のいろいろな人と知り合い、モノの見方、考え方の多様性に触れ、日本や日本人である自分に少し客観性が加わったように感じる。また、異なるものを受け入れることの大切さを学んだ。
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大平 匡徹さん
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ネイティブ・アメリカンのラコタ族の子どもたちと。コミュニケーション学のフィールドワークにて
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友人たちとキャンパスにて
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授業は留学中に最も苦労したことの一つ。平日の睡眠時間は2、3時間で予習や課題に追われていた。その分、週末はいろいろなパーティーに顔を出すなどして、思い切り羽を伸ばした。僕の間違いだらけの英語にも関わらず、親しく接してしてくれるアメリカ人が数多くいた。彼らと一緒に踊ったり、夜遅くまで語り合ったことは忘れ難い思い出だ。もちろん、文化の違いによるコミュニケーションの不調和も経験したが、恥を恐れずに失敗を重ねる中で、自然と人との関わり方を学んでいったように思う。
最初は、教授の言っていることが分からない、ディスカッションにもついていけない、レポートも書き終わらないといった状態で大きな挫折感を味わったが、そこで諦めず、時間をかけて予習し、授業で積極的に発言したりと小さな努力を積み重ねたことが、後の大きな成果につながった。
僕の場合、留学中は常に何らかの問題にぶち当たり、悩み苦しんでいたように思う。しかし、その度に手を差し伸べてくれる優しい人たちがいた。かけがえのない多くの出会いがあり、人種や文化を超えた人の温かさに触れることができた。帰国後、身近なところから彼らの厚意を還元したいと思い、今は週に2回、日本語クラスでボランティアをしている。
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これからの留学イベントスケジュール
7月5日(火)
チャレンジ スタディー アブロード
〜ここがポイント留学準備 2006年秋留学にチャレンジ!
国際会議場井深大記念ホール 17:30〜19:30(開場17:00)
・2006年度派遣後期募集対象プログラム暫定発表
・2006年度派遣後期募集に向けた準備とその進め方
・バーチャル留学体験記
・イベント「ケルトの響きとマオリの雄たけび」
※ なお、15:00から国際会議場ロビーにて2006年度後期派遣募集対象5校の現地担当者による説明会が行われる。
参加協定校: Coe College, Earlham College, Portland State University, State University of New York at Albany, UC Davis (説明順、各校15分)
協定校ブース: 上記5校、北京・復旦大学プログラム (ダブルディグリー、TSA)
2006年度後期募集対象プログラム詳細情報
(7月5日より公開)
Webサイト上で派遣大学のプログラム情報を随時公開します。
【URL】http://www.cie-waseda.jp/studyabroad/menu_left/schedule/invitation.html
10月4日(火) 秋の留学フェア
10月初〜中旬 後期募集出願期間
留学準備のための強い味方!
2006年度派遣後期募集対象プログラム ピックアップ
- アメリカの Ivy Leagueで学べる →コロンビア大学、ペンシルバニア大学
- オーストラリアの名門校で学べる →オーストラリア国立大学
- カナダでボランティア体験ができる →アルバータ大学
- ドイツで語学を勉強し、正規の科目も取れる →ボン大学
- 留学先の学位も取れる →北京大学、復旦大学ダブルディグリープログラム
- 充実したアカデミックサポート、安心な留学生活環境
→ポートランド州立大学(アメリカ・オレゴン)
- キャンパスはロンドンの中心 →ウェストミンスター大学
- 香港で、英語でも学べる →香港中文大学
- アメリカの政治の中心で政治を学ぶ
→アメリカン大学(アメリカ・ワシントンDC)
- シアトルで充実の留学生活! →ワシントン大学
- 初級から学べるスペイン語とスペイン事情の勉強ができる
→スペイン サラマンカ大学 (企画開発中)
- 多少語学に自信がなくても、サポートを受けながらフランスで学べる
→フランス リヨン第三大学 (企画開発中)
【問い合わせ】
留学センター 留学インフォメーションルーム
(西早稲田キャンパス22号館3階)
開室時間:(月)〜(金)12:00ー17:00
【URL】http://www.cie-waseda.jp/studyabroad/index.php
【Tel】03-3208-9602 【E-mail】out-cie@list.waseda.jp
(2005年6月30日掲載)
Copyright (C) 2005 Student Affairs Division, WASEDA University. All rights reserved. First drafted 2005 June 30.
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